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2010年6月

2010年6月28日 (月)

映画「闇の列車、光の旅(Sin Nombre)」

Poster 久しぶりにスペイン語の映画です。ホンジュラスからグアテマラ、メキシコを抜けて、アメリカに向かう不法移民の少女と、メキシコのギャングとの出会いを軸に、中南米の厳しい現実を描いたドラマ。Sin Nombreという原題(英題はWithout Name)の通り、不法移民とギャングという、死んだら無名のまま葬られるアンダーグラウンドな人々に光を当てた映画です。

実際にギャングや不法移民に会って取材したという監督は1977年生まれの新人、キャリー・ジョージ・フクナガ(Cary Joji Fukunaga)。エグゼクティブ・プロデューサーには、ガエル・ガルシア・ベルナル(Gael García Bernal)とディエゴ・ルナ(Diego Luna)といった「ルドandクルシ(Rudo y Cursi)」のコンビも名を連ねています。

とても重いテーマの映画ですが、メキシコの陽光の下、映像がとても美しいのが救いです。また、ホンジュラスの少女、サイラを演じたパウリーナ・ガイタン(Paulina Gaitan)の意志の強い表情と、メキシコのギャング、カスペル役のエドガー・フローレス(Edgar Flores)の虚無感漂う表情がうまく交差し、リアルな感動を与えてくれます。
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公式サイトの監督インタビューによれば「ホンジュラスでは牛乳が15リンピラするのに対し、一日の稼ぎはたったの45リンピラ。経済が崩壊し、多くの人が、家族をまともに食べさせることもできずにいます」とのこと。この貧困から抜け出すために列車の屋根に乗って国境を越えていくのですが、多くの国内問題を抱えるメキシコも同じこと。やはり貧困によって少年期からギャングの一員として暮らしていく人たちがいます。
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映画のストーリーは、不法移民から金品を奪おうとギャングのリーダーと列車に乗り込んだカスペルが、サイラに乱暴を働こうとしたリーダーを殺してしまうところから展開していきますが、貧困層のギャングが、より弱い貧困層の不法移民を食い物にしているこのシーンこそ、闇の深さを象徴している気がします。ワールドカップでは、ホンジュラスもメキシコも既に敗退してしまいましたが、せめてもっと応援してあげれば良かったと思いました。
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公式サイト
闇の列車、光の旅Sin Nombre

 

話が変わりますが、ワールドカップといえば、ルーニーが得点しないまま、イングランドが敗退してしまいましたね。最近NIKEが作ったWRITE THE FUTUREというショートフィルムに出てくるルーニーがとても面白かったので、ついでに書いておきます。

テーマが「一つのプレーが世界を変える」ということで、フランスのリベリーにパスを奪われたルーニーは、世界を落胆させてトレーラーハウスで暮らすまで落ちぶれますが、そのリベリーのドリブルを止めたルーニーは、世界を歓喜させて女王陛下に祝福されるといった具合。ルーニー以外にも、ドログバ、カンナバーロ、ロナウジーニョも出てきます。

クリスティアーノ・ロナウド映画化のシーンでは、ロナウド役としてガエル・ガルシア・ベルナルが登場。
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実はこのショートフィルム、監督したのが「アモーレス・ペロス(Amores perros)」や「21グラム(21 Grams)」のアレハンドロ=ゴンサレス・イニャリトゥ(Alejandro González Iñárritu)なのです。どうりでシーンの切り取り方がうまいはずです。

イニャリトゥ監督といえば、ハビエル・バルデム(Javier Bardem)主演の「ビューティフル(Biutiful)」がカンヌでお披露目されたばかりですが、こちらの映画も楽しみですね。

[仕入れ担当]

2010年6月27日 (日)

はじめての手タレ

店長が絵のモデルなら、私は手タレで対抗!というわけではないのですが、スペインのグルメ雑誌に私の手が載りました。
Revista1a

日本のネイル技術は非常にレベルが高いので、スペイン人から見ればそれなりに面白いと思いますが、もちろん主役はタパスです。冬の仕入れでマドリードを訪れたとき、写真家の山澤さんが食事しながら撮った写真の1点が雑誌に使われたという次第。

このSOBREMESA誌、表紙だけ見ると、アート系の雑誌か男性誌かといった感じですが、スペインでは有名なレストラン専門誌だそうです。エルブリのフェラン氏に関する記事とかが載っていて、日本でいうと、柴田書店の雑誌のような位置付けでしょうか。バックナンバーがPDFで公開されていますのでご興味のある方はリンクからどうぞ。(ご紹介の号はMARZO 2010)
Revista2

今回はこの bahia taberna でランチを頂いたのですが、そこで出てきた「tataki」という料理。日本のタタキからインスピレーションを得たとかで、一緒に出てきたのが、この大きな洗濯ばさみのようなもの。フロアマネージャー(共同経営者)のマルタさんは、「日本人は子どもの時にこれで練習するって聞いたわよ」と言っていましたが、私は日本人を代表して、きっぱり否定しておきました。
Palillos

ヴィンソン(VINÇON)等で売ってるそうで、スペインでの日本料理人気のほどが伺えます。しかし、日本人としては非常に使いづらい。結局、普通のお箸を出してもらいました。みんなどうしてるのだろうと奥のカウンターに目を向けると、洒落た感じの現地人カップルが、この洗濯ばさみ風お箸を巧みに(?)使っていて、なんだか微妙な気分でした。

下の写真はレストランの帰りに立ち寄ったファン・カルロスⅠ公園(Parque Juan Carlos I)です。そこに桜の花が100本も植えられているということでご案内いただきました。現地の日本人会のご寄付もあって実現したそうで、日本の桜と花見の慣習について、簡単な説明もついています。奥の小高い丘にはしだれ桜もあるとか。ただし、桜の木自体は日本産ではなく、ベルギー産とのこと。
Parque

案内板の写真は山澤さんの撮影。
Sakura

周りにはオリーブの木もたくさん植えられていて、白い花がびっしり咲いていました。モナド店頭のオリーブにも白い花が咲きましたが、ちょっと比べものになりませんね。
Olive

この日のマドリードは36度近くまで気温が上がり、陽にあたらなくても痛いくらいの暑さ。公園を少し歩いただけでぐったりする感じでした。しかしこんな日でもジョギングしている人がいて、びっくり。しかも上半身裸・・・。いったい彼らの身体はどうなっているのでしょう?

[仕入れ担当]

2010年6月25日 (金)

はじめての絵画モデル

谷根千にも大小さまざまなギャラリーが点在していますが、モナドが神宮前で営業していたとき、隣りはファンナーンという貸ギャラリーでした。

そこでは、アパレル関係の展示会から絵画や写真の個展、ギャラリーが参加者を募って行う自主企画展やグループ展など、さまざまな催しが行われていて、よく作家の方や来場者の方がモナドにお立ち寄りくださいました。

そのご縁で画家の川相純さんの絵のモデルを務めることになり、これまでいくつか作品を贈っていただきましたので、ここでご紹介したいと思います。

Kanyo
タイトル「彼女の意志と寛容を司るもの」

Esquisse
こちらは上の作品の為のデッサンです。

川相さんは抽象的な絵を描かれる方で、私がモデルを務めたのは「魂にも、人それぞれに、何かしら個性としての色とか形とかがあっても良いのではないか」と始めたシリーズの一つだそうです。

絵のモデルなど、滅多にない機会ですので好奇心もあり気軽にお受けしました。その場でいろいろな角度から顔や全身の写真を撮られ、そこから見える魂のイメージを2つの顔の表情と鮮やかな色とかたちで表現されたものです。

Okurimono
おくりものシリーズ

こちらは最初の作品と違って、先に絵のイメージを説明され、撮影時には表情やポーズ、服装などリクエストがあり、ちょっと大変でしたが貴重な体験をさせていただきました。

川相さんは、今年の秋にまたファンナーンで個展を開かれるそうです。いただいた絵よりも大きなサイズの作品が出品されると聞き、また違った雰囲気があるのではと楽しみにしています。

川相純さんのウェブサイト
http://www.geocities.jp/jkdondon1952/

[店長]

2010年6月24日 (木)

ラケル・モレノの Rachel's Box コレクション

ラケル・モレノ(Raquel Moreno)のお宅へ伺ったお話を書いたときに、ちょっとだけご紹介した Rachel's Box コレクションについて、もう少しご紹介します。

ラケルのコレクションの大部分は、スターリングシルバーをベースに、それを加工したり、K24ゴールドコーティングしたものですが、この Rachel's Box コレクションは、ベースがブラスで、そこにシルバーやゴールドをコーティングしたもの。元々、NYにもショールームを持つラケルが米国マーケット向けに作ったコレクションということで、ややカジュアルな感覚に仕上がっています。

カジュアルと言っても、丁寧な作りと彼女らしいフェミニンな魅力は変わりません。

エナメルのピンク x イエローのカラーコンビネーションが目を惹くネックレス。左右でチェーンの太さを変え、ローズ・モチーフをポイントにしています。オキシダイズド(燻し)加工していますので、甘い雰囲気になり過ぎず、大人っぽいスタイリングにも合わせていただけると思います。
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前回ご紹介したブレスレットの色違い。ピンクと言っても、ちょっと紫がかった落ち着いた色目です。
Rm_rachel_b1 Rm_rachel_b2

前回ご紹介したピアスとは違うタイプのピアス。色はピンクとイエローの2色。フックの部分はスターリングシルバーです。
Rm_rachel_e1 Rm_rachel_e2

[仕入れ担当]

2010年6月20日 (日)

ジョイドアートのTURINIシリーズ

前回に引き続き、スペインのお話です。

来シーズンの打ち合わせのため、ジョイドアート(joid'art)の本社オフィスへお邪魔してきました。いつものように輸出担当のミリアム(Miriam)がホテルに迎えに来てくれて、彼女の車で高速道路を1時間半かけてジローナ県にある本社オフィスへ。

変わらずスリムなミリアム。テニスの練習で日焼けした肌にジョイドアートのオキシダイズド(燻し加工)したジュエリーが映えます。
Miriam

ジョイドアートはスペインによくあるタイプの家族経営の中小企業ですが、EU圏外を含むヨーロッパ全域に展開しています。輸出は順調に伸びているそうで、来シーズンからはロシアへも販路を広げるとか。私が訪れた週も、各国からディストリビューターやエージェンシーがやってきていました。

打ち合わせの間中、ひっきりなしに彼女の携帯に電話が入ります。カタラン(カタルーニャ語=バルセロナ等で使われている言葉)だとまったく分からないのですが、必ず電話の最後に「メルシー」と言っているので、彼女に聞いてみると、「メルシー」はカタランで「ありがとう」のことだそうで、発音こそ違えど、スペルもフランス語のメルシー(merci)と同じだそうです。やはり、フランスに近いので言語も影響を受けているんですね。

ちなみにミリアム、お父さんとはカタラン、お母さん(カタルーニャ出身ではない)とは普通のスペイン語で話すと言っていました。なんだか、頭がこんがらがりそうです。

毎回楽しみなのが、彼女といろいろなおしゃべりをしながらのランチです。

今回も、カタルーニャ地方でお馴染みの料理をご馳走になりました。前菜に豆のスープ、メインは、サルサソースがかかったポークのロースト。スパイシーで食欲をそそりますが、かなりのボリュームです。
Sopa
Carne

前回も「スペインの経済危機って・・・?」という話を書きましたが、彼女も8月はバケーションで3週間ブラジルへ旅行だとか。なんともうらやましい話です。

肝心の来シーズンのコレクションですが、本格展開は9月に入ってから。クリエイティビティに富んだ数々のアクセサリーが登場しますので、どうぞお楽しみに!

さて、ジョイドアートには、主要3ラインの他に、もうひとつ TURINI というラインがあります。主要3ラインはスターリングシルバーを使ったジュエリーが主体ですが、TURINI はシルバーを使わずに価格を抑えたカジュアルなコスチュームジュエリーで、これまではスペイン国内だけの展開でしたが、他ラインと同様に海外への展開も始めました。そして、今シーズンからモナドにも登場。ヨーロッパ以外で販売されるのはこれが初めてということです。

同ラインから Pippa コレクション。ウッドに様々な色でペインティングされています。
Pippa_n1

ちょっぴりトライバル感覚を効かせた土っぽい色合い。どことなく、いま全世界の注目の的、南アフリカのテーマカラーに似ているような気がしないでもありません。
Pippa_n2 Pippa_n3
Pippa_n4

お値段も2,000円から6,000円ととてもお手頃ですので、夏の陽射しや汗のことを気にせず着けられます。気軽にアフリカン・テイストを取り入れるには最適だと思います。
Pippa_e1 Pippa_e2

ジョイドアートのアジア地区での正規取り扱いはモナドのみです。ぜひ、一度ご覧にいらしてください。

[仕入れ担当]

2010年6月17日 (木)

ラケル・モレノ邸に行ってきました

連日、熱い闘いが繰り広げられているワールドカップ。注目のゲームが、ちょうどいい(?)時間帯にTV放映されるので、寝不足の方も多いのではないでしょうか。昨晩は待ちに待ったスペインの初戦でしたが、うーむ残念! 残りの2試合でぜひとも挽回して欲しいです!

その熱いスペインに先週まで行ってました。以前のブログでもちょっと触れましたが、最初に訪れたバルセロナは30度超えの暑さ。出発前の東京が20度強でしたので、ちょっと街を歩くとぐったりしてしまいます。

世間ではスペイン経済が危ぶまれていますが、街はツーリストで溢れ、稼ぎ時なので活気があるし、人々は相変わらず良く食べて良く飲むし、スペイン時間はケセラセラに流れていくし・・・。経済危機って何?と思っていましたが、私がマドリードへ発った日、バルセロナでは政府の緊縮財政に対する大規模な抗議デモがあったようです。

さて、バルセロナではいつも会うのを楽しみにしているデザイナーのラケル・モレノ。今はアトリエと自宅でお仕事をされていて、今回はご自宅にお招きいただきました。

最近はとても便利になったもので、住所を教えてもらい Google map で検索して、地図をプリントしていけば確実に行き着くことができます。ストリートビューはいろいろと物議を醸しているようですが、街の雰囲気が事前に掴めるという意味では便利ですね。

ラケルのお宅があるエリアは、バルセロナの北部に位置する閑静な邸宅街。途中にこんなお屋敷があったりします
Big_house

そして、ラケルのご自宅もとっても大きな邸宅。といっても今はピソ(アパートメント)になっていて、5家族が暮らしています。
Moreno_piso

門の脇には枇杷の木もありました。
Biwa

愛犬のマットくんもお出迎え。とても人なつっこい性格なので(=まとわりついてくる)、打ち合わせ中はベランダへ。
Mat

ラケルは今、ちょっと充電期間。ジュエリーだけでなく、バッグやアパレルなど、いろいろと新しい構想を温めているところだそうです。いろいろなプロジェクトが本格的に始動するのは来年になってから。どんなクリエーションが生まれるのか、とても楽しみですね。

鳥の鳴き声を聞きながら、秋冬の打ち合わせをしたり、新しいプロジェクトの話をしたり、家族の話をしたり、心地の良い時間が流れていきました。大きな瞳が印象的なラケル。とても優しい方です。
Raquel

そしてモナド店頭には、ラケルの Rachel's Box コレクションより、こんなブレスレットとピアスが並んでいます。

たっぷりのチェーン使いとローズモチーフがポイントのブレスレット。パキッとしたホワイトのエナメルが、夏のちょっと日焼けした肌に映えそうです。
Rachel_bracelet1 Rachel_bracelet2

ホワイトとブルーのコントラストがおしゃれなピアス。日本人の黒髪やダーク系の髪にぴったりマッチする色使い(そしてジャパンブルー!)だと思います。
Rachel_earrings

がんばれニッポン!

[仕入れ担当]

2010年6月15日 (火)

ミキモト:シルバージュエリーの美と文化展

梅雨のジメジメとした気分を吹き飛ばしてくれるのは、やっぱりワールドカップですね。期待薄だった日本も昨晩の勝利でグッと盛り上がり、寝不足ぎみの方も多いと思います。私も、日本の活躍&スペインの勝利を期待してTVで応援しています。

さて、先日、銀座・ミキモト本店6階にあるミキモトホールで開催中の「シルバージュエリーの美と文化展 アジアの装身具より」を見てきました。

アジアを5つの地域に分け、各民族の文化や暮らしの違いを伝統的なシルバージュエリーを通して伺い知ることができる展示会です。
Mikimoto

古くからアジアでは、幸福を願い、家族を守り、身を守るアイテムとしてジュエリーがあり、それには各宗教や風土が強く影響しています。厳しい自然環境の中で生き抜く為にジュエリーで身を守り、家族の幸福を願い、祝うものとして身を飾ってきたようです。

コーランや仏典の一節を入れられるようにアミュレットケースを模ったネックレス、500円玉くらいの穴を耳にあけ、そこに通すイヤリング、背中から魂が抜けないように背後を守る背飾り、魂は頭に宿ると考えている民族の頭飾り、顔の側面を飾るこめかみ飾りなど、各民族によって細工が異なり、考え方も装飾方法も違っていることが分かります。

展示されている約180点のジュエリーから各民族の独自の美意識が伝わってきますが、個人的に目を惹いたのは、中国の少数民族の一つ、ミャオ族のもの。石やガラスなどの装飾は少なくシルバーのみを細工したもので、大ぶりですが細工が繊細でモダンなデザインでした。

30分あればまわれるコンパクトな展示会です。銀座のとても便利な場所ですので、お待ち合わせ等のついでにご覧になるとよろしいかと思います。

シルバージュエリーの美と文化展
アジアの装身具より
銀座・ミキモト本店 6階ミキモトホール
2010年6月30日(水)まで
11:00〜19:00
http://www.mikimoto.com/jp/events/events_079.html

[店長]

2010年6月11日 (金)

ジョイドアート 2010春夏の新作入荷第5弾

先週の初めから、秋冬ものを仕入れにスペインに行っておりました。

バルセロナも30度超えでしたが、マドリードはなんと35度。それでも、暑さはこれからが本番だとか・・・。一昨日、20度にも満たない東京に戻ってきて、なんだかホッとしました。

そんなわけで、第4弾から随分と時間が経ってしまいましたが、ジョイドアート(joid'art)の新作情報第5弾です。

まずは、クオーツやプレナイトをあしらった、瑞々しい印象の Anandi Collection です。

木の枝をかたどったようなシルバースティックの先端に、美しいカットが施されたマスカット色のプレナイト、ピンクとスモーキーカラーのクオーツが付いています。レース部分はちょっとメタリックな感じのコットン。軽い着け心地で、これからの季節、大活躍しそうです。
Ja_anandi_n1 Ja_anandi_n2

ピアスはシンプルで涼しげなもの。それぞれの色があり、お好みでお選びいただけます。
Ja_anandi_e1 Ja_anandi_e2
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夏ですので、ブレスレットの組み合せも気になるところですが、こちらもそれぞれの色からお選びいただけます。手首まで落としてルーズに着けても、腕の高い位置に止めるように着けても、しっくりくるデザインです。
Ja_anandi_b1 Ja_anandi_b2
Ja_anandi_b3

続いては Mahe Collection。パッと花火が開いたような、解放感のあるデザインが特長です。

ネックレスはブラックのろう引きレースで、ペンダント部分の光沢のあるシルバーとのコントラストがクールな印象です。
Ja_mahe_n1 Ja_mahe_n2

ピアスはフックとスタッドの2種類。写真では光の加減で中央の部分が黒く見えますが、すべて光沢のあるシルバーです。
Ja_mahe_e1_2 Ja_mahe_e2
Ja_mahe_e1_1

[仕入れ担当]

2010年6月 6日 (日)

展覧会「建築はどこにあるの?」

東京国立近代美術館で開催中の「建築はどこにあるの? 7つのインスタレーション」へ行ってきました。7組の日本の建築家たちの作品をいろいろな角度から観て楽しむことができます。展示空間全体が作品になっていて、鑑賞者もその一部に取り込まれる感覚の作品展です。

A
建築家名:内藤廣
作品名:赤縞

暗幕を抜け展示室に入ると暗闇の中で係の方に、さらっとした光沢感のある布を渡されました。その布を使って約200個の赤色のレーザー光を動かし、それぞれの空間を創り出します。友人同士で布を揺らしたり、寝転がって撮影したり、遊べる作品です。

B
建築家名:アトリエ・ワン
作品名:まちあわせ

大通りからも見える美術館脇の庭に動物の形をした竹のあずま屋が出現しています。よく晴れた昼下がり、芝生の上での読書は気持ちが良さそうです。

C1
C2
建築家名:伊東豊雄
作品名:うちのうちのうち

多面体の作品の中を歩き、様々な多面体の作品に出会います。

D
建築家名:菊池宏
作品名:ある部屋の一日

この作品展では「建築はどこにあるの?」をテーマに、その答えがどこにあるのか、写真におさめることができます。そして、写真投稿サイトflickrの「建築はどこにあるの?」展公式ページに投稿し、鑑賞者同士の写真を楽しむことができるのです。

また、今後も作家の講演会や作品「赤縞」内で行われるダンス・パフォーマンスなどイベントが目白押しのようです。

建築はどこにあるの?
7つのインスタレーション
東京国立近代美術館 企画展ギャラリー
2010年8月8日(日)まで・月曜休館
10:00〜17:00(金曜は20時まで※入館は閉館30分前まで)
http://www.momat.go.jp/Honkan/where_is_architecture/index.html

E

[店長]

2010年6月 3日 (木)

個展「奈良美智セラミック・ワークス」

Yn1 奈良美智の作品は、いたるところで目にするようになりましたが、セラミック作品というのは珍しいのではないでしょうか。先週、現代美術のメッカともいえる清澄白河「小山登美夫ギャラリー」で陶器の立体作品を見てきました。アニッシュ・カプーアの記事でも少し触れましたが、小山登美夫氏はSCAI THE BATH HOUSEで奈良美智の初期の個展「深い深い水たまり」を企画した人でもあります。

清澄庭園の傍らにある倉庫ビルの6階と7階がギャラリー。殺風景な玄関を抜け、一度に1フロアのボタンしか押せない荷物運搬用のエレベーターを7階で降りると、「Anymore For Anymore」と題された大きな花瓶のような作品(写真)に迎えられます。片面は目を閉じた顔、もう片面には目を開けた顔があるのですが、その周囲を何度も回って見てしまうほど惹かれる表情です。

Yn2 壁には3点のドローイングがあり、横の部屋に巨大な白い作品「White Riot」が鎮座しています。そして、奥の部屋にもまた数点のセラミック作品があります。正面にはゴールドに塗られた「森子」、その両脇には、シルバーの「おたふく2号」、アタマにバンダナを巻いたゴールドの「おたふく1号」。奥の方には、壁から突き出た棚のようなところにのせられた「The Little Thinker」という白くて小さな作品(写真)。これはサイズといい、質感といい、ちょっと欲しくなる感じです。

6階に降りると、今度は陶器の壺の作品がたくさん並べられています。これら7階と6階で展示されている作品は、昨年2月から信楽の「滋賀県立陶芸の森」で滞在制作されたものだそうです。とても魅力的な作品ばかりですので、まずはギャラリーのサイトに掲載されている写真をご覧になってみてください。

すぐ隣のギャラリー「キドプレス」では「奈良美智 + ジョン カリン 展」が開催されており、数点のエッチング作品が展示されています。また、同じ階の並びにある「タカイシイギャラリー」では、6月5日まで「荒木経惟 古希ノ写真」展が開催中。これもなかなか興味深い作品ばかりで、一見の価値ありです。お天気の良い昼下がり、東京都現代美術館とセットでお出かけになるのも楽しいかと思います。

奈良美智セラミック・ワークス
2010年06月19日まで
小山登美夫ギャラリー
江東区清澄1-3-2 6・7階
http://www.tomiokoyamagallery.com/

[仕入れ担当]

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