映画「アルゼンチンタンゴ 伝説のマエストロたち(Café de los maestros)」
スペイン語のドキュメンタリー映画ということで、それほど混んでいないだろうと踏んでいたのですが、行ったのが火曜のサービスデー(1000円均一)だったせいで、1時間後に始まる回は既に満席。その次の回まで時間をつぶすハメになりました。観た回もほぼ満席でしたので思った以上に人気があるようです。
映画の内容は、「CAFE DE LOS MAESTROS」というアルバムの収録に向けて、アルゼンチンタンゴの黄金時代を築いたマエストロたちが集結し、それぞれのタンゴに対する思いを語り、演奏するというもの。登場するマエストロたちがいずれも個性的な人ばかりなので、タンゴの知識の乏しい私でも十分に楽しめました。
エグゼクティブプロデューサーは「モーターサイクル・ダイアリーズ(Diarios de motocicleta)」を監督したウォルター・サレス(Walter Salles)。彼がベルリン映画祭で賞を獲った「セントラル・ステーション(Central do Brasil)」は運悪く見逃してしまい、いまだに観ることができないままなのですが、これもいい映画らしいですね。
登場するマエストロたちで最も印象に残ったのは、歌手のビルヒニア・ルーケ(Virginia Luque:上の写真)。場を圧倒する迫力と他人を惹きつける魅力に溢れ、いつも人の輪の中心にいるような女性でした。また、同じく歌手のファン・カルロス・ゴドイ(Juan Carlos Godoy)も、典型的な競馬好きのおじさんという感じで、いい味だしていました。
それにしても、コンサート会場であるコロン劇場の美しいこと。ブエノスアイレスやモンテビデオ(ウルグアイ)の街の撮り方も素敵でしたが、コロン劇場のステージから客席を見上げるシーンにはため息がでました。ミラノのスカラ座、パリのオペラ座と並び、世界の三大劇場と称されているというのも頷けます。
ただ、コンサートの場面で、ビルヒニア・ルーケの歌が一小節しかなかったのと、オラシオ・サルガン(Horacio Salgán)のピアノ演奏シーンがなかったのは、ちょっと残念でした。これはCDを買って音だけ楽しむしかなさそうです。
公式サイト
アルゼンチンタンゴ 伝説のマエストロたち(Café de los maestros)
[仕入れ担当]
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