展覧会「草間彌生 Kusama's Body Festival in '60s展」
1957年、草間彌生28歳の時、シアトルでの個展開催を理由に渡米します。そこから念願のニューヨークへ移住。
戦後すぐの外貨の持ち出し制限があった時代です。渡航費用として違法に両替したお金100万円、持ち出した着物60着と作品2000点を売った生活費も使い果たし、貧乏のどん底で精神的に追いつめられながら、作品に向かうことで空腹と寒さをしのぎ、自身を駆り立てていきます。
「水玉の網の呪縛は私を虜にしてしまったのだ。ピカソでもマチスでも何でもこい。私はこの水玉一つで立ち向かってやる。(中略)私はこれに一切を賭けて、歴史に反旗をひるがえすつもりでいたのだ。『無限の網 草間彌生自伝』」
絵画作品「無限の網」でニューヨークデビューを果たしてから日本に帰国するまでの16年間、欧米中で精力的に作品を発表。ボディペインティング、ファッションショー、反戦運動など多数のハプニングを行い、独創的なスタイルで、多くのアーティストに影響を与えてきました。
この展覧会では、その60年代を中心とした海外での活動を、立体作品やフィルム、当時のドキュメント写真、作家自身が語った言葉とともに紹介しています。
最後に観られる展示作品「水玉強迫」では、赤白のドットの部屋に身を投じます。その場でボディペインティングは無理ですが、水玉模様の服などを着て行くと“クサマのセルフ・オブリタレーション(自己消滅)”を体感することができます。
美術館地階のオン・サンデーズでは、草間彌生ストアーがオープン。ドット柄の家具やTシャツ、布地など、見ているだけでも楽しいグッズが盛り沢山です。
草間彌生 Kusama's Body Festival in '60s展
http://www.watarium.co.jp/museumcontents.html
ワタリウム美術館
2011年11月27日(日)まで
開館時間:11時〜19時(水曜のみ21時まで)
月曜休み(9/19、10/10は開館)
[店長]
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