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スペインから東京に戻って来る頃には、きっともう少し暖かくなっているはず、と信じていたのですが……まだまだ寒いですね。
マドリードは寒いだろうと覚悟していたら、最終日はなんと15度まで気温が上昇。本格的な春の陽気でした。
そのマドリードでは、エレナ・カンテル(Elena Canter)のスタッフ、ダリさんからヴィオレッタ(スミレのキャンディ)とチョコレートをお土産にいただきました。
滞在中、風邪をひいたといえば心配してホテルまで電話をくださるし、昨年の地震のときはすぐにメールをくださるし、とっても優しい方です。
ヴィオレッタは専門店もあるほどマドリードでは有名ですが、私は初めていただきました。すみれの花を模った小さなキャンディが可愛らしいです。小粒ですが、しっかりと甘く、口の中で花の香りが広がります。
春の花、ヴィオレッタ。セビリアのお花屋さんにもヴィオレッタの鉢植えが店頭を彩っていました。
お花と言えば、エレナ・カンテルの新作にもお花モチーフのネックレスが。
今回もたくさん素敵な作品を仕入れてきました。ご紹介は後日ゆっくりと。
明日から3月。早く春らしい気候になるといいですね。
[仕入れ担当]
スペイン滞在中は、晴れの日が続き、天候に恵まれました。朝晩はかなり冷え込みましたが、日中は暖かく、コートを脱いで街歩きへ。
2月いっぱいは冬物セールも楽しめるのですが、ウィンドウディスプレイは春の軽やかな装いにスイッチしていて、ひと足お先に春の気分に浸れます。
そこで早速、買付けてきたばかりのプントエム(.m)の春のネックレスをご紹介。
クオーツやアメジストなど、カラフルな天然石のビーズをふんだんに使用したネックレスです。
ゆがみを持たせたゴールドコーティングのメタルチャームをペンダントトップにあしらい、クラフト感のあるデザインに仕上がっています。
ネックレス長さは43センチと、襟元の形を選ばず、コーディネートし易いタイプです。Tシャツやブラウスなど、ホワイト系のトップスに、鮮やかな色合いがよく映えます。
こちらのネックレスは、本日から店頭でご覧いただけます。どうぞお試しにいらしてください。
★商品の写真に品番/品名を記しております。e-monad(オンライン販売サイト)でお取り扱いしていない商品も通販できますので、お気軽に番号でお問い合わせください。
[店長]
Hola!
昨晩遅く、バルセロナに到着しました。
天候もまずまずで、今朝からガンガン歩き回っています。
金曜のせいか人出が多く、夜は特に賑わっていましたが、それを楽しむ余裕はなく、さすがに疲れました…。
明日に備えて少し早めにホテルに戻り、たまたま見つけた地ビールを飲んで、一息ついているところです。
また、折を見てブログをアップします。それでは、Hasta luego!
[店長]
「リトル・ダンサー」や「めぐりあう時間たち」のスティーブン・ダルドリー(Stephen Daldry)監督の最新作です。原作はジョナサン・サフラン・フォア(Jonathan Safran Foer)が2005年に発表した小説で、9.11で父親を失った少年オスカーの小さな一歩を描いていく物語です。
オスカーの父親役にトム・ハンクス(Tom Hanks)、母親役にサンドラ・ブロック(Sandra Bullock)と聞くと、マーケティングくさいハリウッド映画をイメージしますが、どちらかというと派手さを抑えた印象を受けるヒューマンドラマです。
9歳になるオスカーは物知りの賢い少年ですが、父親に誘われてもブランコに乗らない用心深い子ども。ニューヨークの六番目の区の痕跡探しに熱中していたり、ちょっと風変わりな部分もあります。
9.11で父親を失ったことをまだ受入れられずにいたある日、父親のクローゼットにあった青い花瓶を落として割ってしまい、そこに入っていた小さな封筒を見つけます。封筒の表面にはBlackと記されていて、中には鍵が1本。オスカーは、それを父親が自分に残したメッセージを解くための鍵だと信じ、六番目の区の痕跡と同じように探索を始めます。
電話帳でニューヨーク中のBlack姓を拾い出し、インデックスカードを作って整理して、一軒一軒、探し歩きます。9.11の後ですから、あの事件で父親を失った子どもが父親の情報を求めて訪ねてくれば、皆一様に同情を示し、悲しみを分かち合おうとするわけで、そのあたりはあの事件で傷ついた米国人のリアルな姿なのだと思います。
そのうち、祖母の家に間借りしている唖者の老人と知り合い、この“間借り人”がオスカーの探索に同行するようになります。この老人が誰かは映画を観てのお楽しみ。ちなみに原作ではドレスデン空襲という重要なサイドストーリーがあるのですが、映画では、この老人がドイツにいたことをほのめかすだけです。
この“間借り人”を演じているのはスウェーデンの名優、マックス・フォン・シドー(Max von Sydow)。映画「100歳の少年と12通の手紙」では、不治の病の少年を温かく見守る医師を演じていましたが、その少年の名前もオスカーでした。彼は今回の“間借り人”役、何も語らないこの難しい役柄で、今年度アカデミー賞の助演男優賞にノミネートされています。
もちろんこの映画の主演は、トム・ハンクスでもサンドラ・ブロックでもなく、オスカーを演じたトーマス・ホーン(Thomas Horn)。ほとんど無名の少年ですが、本当に素晴らしい演技で、特に「今まで誰にも話したことがなかったんだけど…」と9.11の日の自分の行動を語るシーンは、涙なくして観られません。さすが「リトル・ダンサー」のスティーブン・ダルドリー監督、少年の撮り方が上手です。
結末の部分は原作とちょっと違うのですが、エンディングは小説と同じようにThe Falling Manの写真です。小説では、巻末のページをパラパラ漫画のようにめくっていくと、このThe Falling Manがどんどん上がっていくようになっています。※この写真については、どうぞEsquireの記事(英文)等をご覧ください。
9.11は、WTCで犠牲者が出たという直接的な悲しみだけでなく、米国に対する強い憎しみに、米国人が(少なくともインテリ層なら)気付いてしまったということも悲劇です。誇りに思っていた American way of life を否定された空虚な気持ちを、映画でも何度か言及されている、空っぽのまま埋葬されたオスカーの父親の棺桶が象徴しているような気がしました。
公式サイト
ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(Extremely Loud and Incredibly Close)facebook
[仕入れ担当]
今日からスペインへ出発します。そこで、日本食が恋しくならないように“稲毛屋”で鰻を食べてきました。
いただいたのは、ランチメニューの和風うな丼。
ふっくらと蒸して焼いた鰻のうえに、浅葱と海苔がたっぷりと乗っています。海苔や浅葱の香りと甘いタレがマッチしていて、たまりません。
大好きなスペインですが、食事はやっぱり和食ですよね!
きっと旅の間にも、鰻や天ぷらやお寿司やおうどんを食べたくなるでしょうが、そこはぐっと我慢して、スペインの美味しいものをご紹介できるように食べまくってきます。
稲毛屋
http://www006.upp.so-net.ne.jp/inageya/index.html
文京区千駄木3-49-4(西日暮里駅より徒歩7分)
03-3822-3495
営業時間:11:30〜14:00、17:00〜21:00
水曜定休
〜臨時休業のお知らせ〜
2月16日(木)から2月26日(日)までの間、買付けのため、臨時休業いたします。2月28日(火)より通常営業いたしますのでよろしくお願いいたします。
[店長]
予告編やフライヤーでは、ゲイを告白した老いた父親と、恋愛に臆病な息子の物語という印象を受けるかも知れませんが、その実、ユアン・マクレガー(Ewan McGregor)とメラニー・ロラン(Mélanie Laurent)の美男美女が繰り広げる、とっても素敵なラブロマンスです。
監督は「サムサッカー」のマイク・ミルズ(Mike Mills)。GAPやNIKEのカッコいいCMをディレクションして一世を風靡した人ですから、この映画も、ひとつひとつのシーン、構図や光の捉え方がたまらなくお洒落ですし、会話もBGMも隅から隅まで気が利いてます。
ちなみに老いた父親がゲイであることを息子にカミングアウトするという設定は、マイク・ミルズ監督の実体験だそう。
美術館の仕事を引退し、妻と死別した後、残りの人生を本来の姿で生きていこうとする老人、ハルを演じるのは、映画「ドラゴン・タトゥーの女」で調査の依頼主を演じていたクリストファー・プラマー(Christopher Plummer)。数年前に「トルストイ最後の旅」でアカデミー賞にノミネートされていましたが、この映画でもアカデミー賞の助演男優賞にノミネートされています。
ユアン・マクレガー演じるオリヴァーは、ハルから「一生、1人で生きていくつもりか?」と心配される38歳の独身男性。ガンを宣告された後も、若いゲイの恋人と余生を楽しむハルに刺激を受けながら、それでも引っ込み思案な性格は変わりません。
ハルを看取った後、職場の仲間から誘われて出掛けたパーティで、メラニー・ロラン演じるフランス人女優のアナと出会います。
この出会いのシーン、仮想パーティというのもうまい仕掛けですが、アナが喉を痛めていて喋れないという設定で、筆談や無言電話でコミュニケーションするあたりが洒落ています(無言電話を受けたオリバーのセリフは I've always wanted to have a phone call with somebody who doesn't talk)。
そこから2人は急接近するわけですが、関係が築かれていく過程でもオリヴァーは揺らぎます。そしてアナの心も揺らぎます。アナはアナで抱えているものがあり、互いに繋がろうとしながら、なかなかしっくりいかないのです。
オリヴァーから、ハルが出会いを求めてゲイ雑誌に投稿した原稿を見せられたアナが、He didn't give up(字幕「愛に貪欲だったのね」は名訳ですね)とコメントしますが、まさにこの部分がオリヴァーとハルの違い。ですから、父親がゲイだったということよりも、父親が恋愛に積極的な人だったということのほうが、オリヴァーに大きな影響を与えます。
そんな2人と1匹の犬の日常を、亡くなるまでのハルの姿と、オリヴァーが両親から受けた影響、特に母親のユニークなキャラクターを織り交ぜながら、時間軸を行ったり来たりしながらユーモラスに描いていく映画です。バレンタインデーは過ぎてしまいましたが、ロマンチックな気分に浸りたいときにぴったりだと思います。
公式サイト
人生はビギナーズ(Beginners)facebook
[仕入れ担当]
本日は、プントエム(.m)から春の新作、セミロングのネックレスをご紹介します。
大小のナチュラルストーンを連ね、サイドのポイントに、丸く平たいスターリングシルバー(SV925)のチャームをプラスしたデザインです。濃淡のあるピンクに、独特な模様が入ったモノトーンのストーンビーズがアクセントになっています。
ゆったりとした56センチの長さは、小柄な方にもバランス良く、コーディネートも安心。縦長のラインで、スラリとした印象を与えます。
まだまだ寒い日が続いていますので、ダークカラーの服が多くなりがちですが、華やかな色彩のアクセサリーを取り入れることで、気分は春に!ぜひ、ご覧にいらしてください。
★商品の写真に品番/品名を記しております。e-monad(オンライン販売サイト)でお取り扱いしていない商品も通販できますので、お気軽に番号でお問い合わせください。
[店長]
日曜の午後、フラメンコライブを観に出掛けてきました。
小池重子先生が主催するフラメンコ教室 El Cervatillo(エル・セルバティージョ)のメンバーによる舞台です。これまでも何度か拝見しているのですが、この日は恵比寿にある Sala ANDALUZA(サラ・アンダルーサ)に伺いました。
スペイン南部アンダルシア地方のタブラオを再現した店内。
ライブは、フラメンコでもっともポピュラーな踊り Sevillanas(セビジャーナス)に始まり、厳かなムードのダンスや、コミカルな音楽が続きます。
こちらは、Garrotin(ガロティン)を踊られた方。陽気な音楽と、Cordobés(帽子)を使ったエキゾティックな踊りに魅了されました。
髪飾りのグリーンの大きなバラにも目を惹いたのですが、実はエレナ・カンテル(Elena Canter) のピアスを着けていらっしゃいます。(素敵です!)
華麗な衣装を見るだけでも気分が上がります。その上、舞台までの距離が近く、ダイナミックな踊りや音楽など見どころ満載のライブでした。
Sala ANDALUZA
http://iberia-j.com/restaurante/
渋谷区恵比寿1-16-28 TKビル1F
03-3448-1271
El Cervatillo
小池重子フラメンコ教室
http://www.cervatillo.com/
渋谷区宇田川町36-6 ワールド宇田川ビルB2F
*小池重子フラメンコ教室 体験レッスンのご案内
日時:2/19(日)20(月)13:00〜、2/24(金)15:00〜
受講料:1,000円/1回
詳細はホームページからお問い合わせください。
[店長]
映画「ソーシャル・ネットワーク」のヒットが記憶に新しいデビッド・フィンチャー(David Fincher)監督の最新作です。
一昨年に日本で公開された同名映画のリメイクなのですが、原作となった小説そのものが面白いので、スウェーデンで製作されたオリジナル版の映画も非常に面白く、このブログで少し書いた通り、私は3部作全部みています。
映画の内容は、一言で言ってしまえば、少女の失踪事件を追ううちにさまざまな闇が現れ、それが複雑に絡み合っていくサスペンス。スウェーデンの陰鬱な空気感が漂い、最後までハラハラドキドキする映画です。
ミレニアム誌に発表した記事で名誉棄損の判決が出たミカエル。ジャーナリストとしての将来を危ぶんでいると、なぜか有力財閥の前会長であるヘンリック・ヴァンゲルから調査を頼まれます。依頼内容は、育児放棄した甥夫婦の代わりにヘンリックが面倒をみていた少女、ハリエットが、36年前、財閥一族が住む島から姿を消した事件の真相究明。
アシスタントが欲しいというミカエルに、ヘンリックの顧問弁護士が紹介するのが、モヒカンヘアにボディピアス、背中にドラゴンタトゥが入った女性、リスベット・サランデル。ハリエット事件の調査にミカエルが適任かどうか、事前調査をした際の調査員で、調査報告書にはミカエルのメールのやり取りまで漏らさず記録している腕のいいハッカーです。
ミカエルを演じるダニエル・クレイグ(Daniel Craig)と、リスベット役のルーニー・マーラ(Rooney Mara)の2人が、さまざまな危機に見舞われながら謎に迫っていくストーリーを、ヘンリック・ヴァンゲル役のクリストファー・プラマー(Christopher Plummer)や、ミレニアム誌の編集長エリカ役のロビン・ライト(Robin Wright)といった力のある俳優たちが支えていきます。
ちなみにルーニー・マーラはこれでアカデミー賞の主演女優賞にノミネートされていますが、数多の有名女優を押しのけての抜擢だからでしょうか、特殊メイクではなく実際にボディピアスをする等、渾身の演技をみせています。「ソーシャル・ネットワーク」のお嬢さん役とは、ひと味もふた味も違います。
この映画の魅力は、観ている側が知らず知らずのうちに巻き込まれていくような疾走感でしょう。
まずタイトルバックの悪夢のような映像に、レッドツェッペリンの Immigrant Song のカバーが絡んでくるあたりで、すでに映画の世界に引き込まれていきます。北欧が舞台の映画ということで選ばれた曲なのかも知れませんが、あの叫び声とリズムが醸し出す不穏な空気はスウェーデンの重たい空にぴったりです。
そしてエンドロールで流れるブライアン・フェリーの Is Your Love Strong Enough のカバー。この曲を女性の声で切々と歌い上げることで、続編のあるエンディングをうまく締めくくっていますし、これ以外にも、暴力的なシーンでエンヤの Orinoco Flow が流れたり、ミュージックビデオ出身の監督らしい絶妙な演出が随所にみられます。
難を言えば、オリジナル版より映像の美しさや切れ味が高まった反面、謎解きの部分が、若干、大ざっぱになっていますので、初めて観る人には物語の核心というかテーマがわかりにくいかも知れません。また、ルーニー・マーラの肌が非常にきれいなので、不健康な暮らしをしているリスベットという設定については、オリジナル版の方がわかりやすかったように思います。
さらに言えば、随所に Macintosh ユーザーが見ると???となってしまうようなシーンがありますし、僻地ゆえに携帯電話が通じないというカットが何回も登場するのに、その傍らの室内では、携帯電話のテザリングでノートPCがネットに繋がっていたり(原作ではADSLです)と、いろいろ気になる点もありましたが、それでも“デビッド・フィンチャーは技があるなぁ”と唸らせる映画でした。
公式サイト
ドラゴン・タトゥーの女(The Girl With The Dragon Tattoo)MGM
[仕入れ担当]
ジョイドアート(joid'art) は、毎シーズン、色鮮やかなエナメル・コレクションで、私たちの目を楽しませてくれますが、今日ご紹介する Carola コレクションは、透明感のある上品なパープルが印象的です。
ベースのスターリングシルバー(SV925)には、全体的にゆがみをもたせて、立体感を。真ん丸でないところも、ジョイドアートらしさです。
ネックレスには、モチーフの存在感に負けないしっかりとした太めのレザーコードを合わせています。
小ぶりなピアスは、どんな装いにもマッチします。
春先まで手放せないストールを留めるのに、ブローチはいかがでしょう。機能性だけでなく、デザインも優れています。
同じパープルで縁取りされたカーディガンに合わせてカラーコーディネート。胸元にブローチがあるだけで、華やかさが違います。
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[仕入れ担当]
現在、銀座のシャネル・ネクサス・ホールで開催中のエリオット・アーウィット(Elliot Erwitt)の写真展に行ってきました。
お馴染みの犬の写真をはじめ、パリの日常を切り取ったモノクローム写真がたっぷり展示されています。BGMにバル・ミュゼットを流し、古き良きパリを演出しているあたり、さすがネクサス・ホールですね。洒落てます。
また、階段そばのモニタで流されている映像は必見です。10分弱の短い映像ですが、作品の紹介から、アトリエの案内まで内容は盛りだくさん。
エリオット・アーウィットが「最近の風潮の中でPhotoShopだけはいただけない」と言ってるそばから、彼の別の顔、写真家のアンドレ・S・ソリダー(André S. Solidor)が登場し、「PhotoShopは最高さ」と対照的なコメントをしていたりと、とってもお茶目です。
また、彼の写真に対する考え方を訊かれ、自らの写真は「管理されたドキュメンタリーだ」と回答しているのが印象的でした。
約5年前にも同ホールで「PERSONAL BEST PERSONAL CHOICE」展を開催したアーウィットさん。今年4月にはイタリアをテーマにした写真展が三越日本橋で開催されるようです。
御年83歳。今回の展覧会に先駆けて来日されたようですが、ますますお元気ですね。
『PARIS SERA TOUJOURS PARIS !』
エリオット アーウィットが見つめたパリ
http://www.chanel-ginza.com/nexushall/2012/erwitt/index.html
シャネル・ネクサス・ホール(銀座)
2月29日(水) まで・無休
12:00〜20:00
[仕入れ担当]
西日暮里にある BOULANGERIE ianak! へ行ってきました。
かわいらしい店構えと、バリエーション豊かなパンで評判のお店です。売り切れになる前にと、お昼過ぎに出掛けたのが正解でした。
こちらは、いちじくり。
いちじく入りパンだと思って深く考えずに買ったのですが、食べてみたら、中から栗の渋皮煮が丸ごと2粒も出てきて得した気分。贅沢なパンです。
そしてこちらは、期間限定のハート形をしたカンパーニュショコラ。
ブラックカカオの生地の表面が、パリっとしています。中には、オレンジピールとホワイトチョコチップ、マカダミアナッツがぎっしりと入っていて、食べごたえがありました。バレンタイン気分でいただくとさらに美味しいかも♪
モナドからはちょっと遠いので気軽に行けないのが残念です。
BOULANGERIE ianak!
http://www.ianak.com/
荒川区西日暮里4-22-11
03-3822-0015
営業時間:8:30-19:00(パンがなくなり次第閉店)
不定休
[店長]
FBIの初代長官として権勢を誇ったジョン・エドガー・フーヴァー(John Edgar Hoover)の半生を、クリント・イーストウッド(Clint Eastwood)監督が描いた伝記映画です。主演のレオナルド・ディカプリオ(Leonardo DiCaprio)を始め、実力派の俳優陣で固めた作品にもかかわらず、今年のアカデミー賞にまったくノミネートされなかったことでも話題になりました。
脚本は、映画「ミルク」でアカデミー脚本賞を獲得しているダスティン・ランス・ブラック(Dustin Lance Black)。この「J・エドガー」では、フーヴァー長官が密かにゲイであったという前提で描かれているのですが、ブラック本人は「ミルク」の主人公であるハーヴェイ・ミルク(Harvey Milk)同様、オープンリー・ゲイ(openly gay)です。
この映画の見どころは、何といってもディカプリオの演技でしょう。一歩間違えると上手さが鼻につくというか、観ている側が白けてしまうディカプリオの演技ですが、この「J・エドガー」では、20代から晩年(下の写真)に至る特殊メークにも違和感なく、思う存分、実力を発揮しているように思いました。
そしてフーヴァー長官の秘書、ヘレン・ガンディを演じたナオミ・ワッツ(Naomi Watts)と、長官の母親役のジュディ・デンチ(Judi Dench)。もともと演技力のある2人ですが、この映画でも素晴らしい演技をみせています。
ナオミ・ワッツは図書館でプロポーズされるシーン、フーヴァー長官の死後、秘密ファイルを黙々と処分するシーンが記憶に残りますし、ジュディ・デンチは息子のフーヴァー長官にダンスを教えるシーンが印象的でした。
さらに、フーヴァー長官のアシスタント的ポジションで、公私にわたって一生つきあいがあったクライド・トルソンを演じたアーミー・ハーマー(Armie Hammer)。
映画「ソーシャル・ネットワーク」では、ザッカーバーグを訴える Tyler Winklevoss の、エスタブリッシュメントらしい演技がはまり役でしたが、今回はホモセクシャルを内に秘めた役どころで、ディカプリオに劣らない熱演をみせています。
たとえば、紹介を受けたトルソンが、初めてフーバー長官の執務室を訪ねるシーン。表面的にはマッチョに振る舞いながら、気の小さなマザコン男であったフーヴァー長官は、トルソンの来訪に緊張して手のひらに汗をかき、それを拭ったハンカチを窓際に置きます。訪ねてきたトルソンがそのハンカチを見つけて、それを長官に手渡すのですが、そのたたずまいだけでホモセクシャルな関係を暗示する名演だったと思います。
イーストウッド監督の演出なのか、ブラックの脚本なのか、他にもフーヴァー長官が手のひらに汗をかくシーンがあるのですが、生真面目なディカプリオの演技のせいで、あまり生々しさを感じさせない描写になっています。唯一、アーミー・ハーマーとのシーンがあるおかげで、手のひらに汗をかくことの意味が明確になる感じです。
いずれにしても真面目な映画です。情景の組み立ても、出演したすべての人の演技も、非常に完成度が高いと思います。映画関係者の方にとっては良い研究材料になるのではないでしょうか。
ただ、個人的には、イーストウッド監督の作品すべてがそうなのですが、その優等生っぽさゆえに、今ひとつ琴線に触れない映画でした。きっと真面目な映画ファン向けの作品を作る監督なのだと思います。
[仕入れ担当]
本日ご紹介するのは、プントエム(.m) の新作ネックレス。楽しい色の組み合わせで、春の装いにおすすめです。
ターコイズのビーズを連ね、スターリングシルバー(SV925)のチャームと、ドロップ型のセラミック(陶磁器)をペンダントトップにあしらったデザインです。
ネックレスの長さは42センチあり、Vラインの空間を作ることで、首元をスッキリと見せてくれます。
また、エンドパーツに大きめサイズの留め金具を使用していますので、脱着がし易く、ネイルを痛める心配がありません。
淡いコーラルピンクは、肌のトーンを上げてくれる効果があり、女性らしい華やかな雰囲気をお楽しみいただけます。
少しずつですが、春の新作が並び始めています。ぜひ、ご覧にいらしてください。
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[店長]
ほとんど無名の監督が撮ったオーストラリア映画ながら、クエンティン・タランティーノ監督が、2011年のベスト3に挙げたという作品。
彼が審査委員長を務めた2004年度カンヌ国際映画祭の審査員特別グランプリ「オールドボーイ」、同じく審査委員長を務めた2010年ヴェネチア国際映画祭の銀獅子賞「The Last Circus」を観たときもそう感じましたが、タランティーノ監督、この類いの映画に対する眼力だけは確かだと思いました。
17歳の高校生ジョシュアは、唯一の家族である母親が亡くなり、ずっと疎遠にしていた祖母の家で暮らすことになります。しかし祖母の家に暮らす伯父達は、兄弟揃って犯罪者ばかり。
中でも長男のアンドリューは、銀行強盗の容疑で警察に追われている筋金入りの悪人で、ポープ(=法皇)と呼ばれて怖れられています。
ジョシュアはガールフレンドができ、普通の高校生として生活していますが、ポープの犯罪仲間である通称バズが警察に射殺され、ポープは報復に使う車の盗難をジョシュアに命じます。
報復は成功しますが、もちろんこの一家に嫌疑がかかり、ガイ・ピアース(Guy Pearce)演じる捜査員のネイサンは、ジョシュアに目を付けます。つまり、ジョシュアの自供を得ることで、一家の結束が崩そうという考え。
ポープは、ジョシュアが口を割ることを怖れ、またジョシュアのガールフレンドのニッキーから情報が漏れることを怖れます。ジョシュアの祖母である通称スマーフも、自分の息子たちである兄弟を救うため、裏から手を回して、さまざまな画策をします。そんなファミリーと警察の間で、はたしてジョシュアはどう生き抜いていくのか、というのは映画を観てのお楽しみ。
細かいプロットの積み上げが実に巧みで、最後まで集中して観ることができました。映像にも緊迫感があり、エアサプライのAll Out Of Loveなど音楽も印象的で、タランティーノが絶賛するだけのことはあると思います。
また、私は初めてみた女優さんでしたが、ジョシュアの祖母役のジャッキー・ウィーヴァー(Jacki Weaver)の演技もリアリティがあって良かったと思います。このファミリーの精神的支柱という役柄ですが、この映画の物語を展開させる軸としても、彼女の存在感は大きい気がします。
1988年にメルボルンの Walsh Street で起きた警官射殺事件と、それに関与したと思われる実在のファミリーの話が元になっているそうです。オーストラリアというと、のどかなイメージがありますが、ジョシュアの母親がヘロインの過剰摂取で亡くなる幕開けから、警官との抗争や裏取引き、そして警官射殺から終盤に至る展開と、オーストラリアのダークな側面を見せてくれる映画です。
そしてポープの兄弟や犯罪仲間が話すオーストラリア訛りの英語。ほとんど聞き取れませんでしたが、このあたりもリアルに描かれているのだと思います。
公式サイト
アニマル・キングダム(Animal Kingdom)facebook
[仕入れ担当]
前回に続いて、ジョイドアート(joid'art) 春の新作をご紹介します。
グリーンの濃淡が美しいエナメルの GIS コレクション。松屋銀座のイベントでお客さまの目を惹いていました。
前回ご紹介の NICA コレクション同様、バルセロナ出身のデザイナー Anna Codina のクリエーション。エナメルの表現が実に多彩なデザイナーです。
花びらを模したスターリングシルバー(SV925)に銅板のエナメルをとじこめた、春らしいデザインです。
ネックレスは、モチーフの大きさを変えて2種類ご用意しました。まずはモチーフが小さめのネックレス。
こちらはモチーフが大きめのネックレス。花びら部分のシルバーが画一的でないのも、職人の手仕上げならでは。
透明感のあるエナメルがお肌を明るく見せてくれます。
小さなピアスも、ひとつひとつ丁寧に作られていることが分かります。
松屋銀座のイベントで特に注目度が高かったのが、こちらのブローチ。
ショールカラーのポイントに。エクリュにエメラルドグリーンがとても良く映えます。
春のおしゃれは、春色のアクセサリーから♪
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ずっと行きたいと思っていた展覧会です。会期中に展示作品が入れ替わることは知っていたのですが、年末年始にバタバタしているうちに前期展示を見逃してしまい、このままでは後期展示までも……と思い、やっと見に行ってきました。
人気の展覧会だと聞いていた通り、というか予想以上に混んでいてびっくり。非常に緻密に描かれており、絵の中に文章もあるので、じっくり近くで見たいものですが、そうするとたっぷり時間が必要です。展示数も多く、かなり見応えがありました。
今年も世界的に人気のスカル模様、江戸の時代からだったんですね。しかも歌川國芳が描くスカルはすごいです。パンクで、アバンギャルド! 猫の戯画で構成されたスカル(下の左の絵)まであって、アイデアも豊富です。
着物の絵柄も洋風だったり、アラベスク(?)だったり、さまざまで、顔の表情、風刺の効いた表現など、見れば見るほど面白い絵ばかり。
1時間ちょっと時間があったのですが、最後の方(中盤に面白い作品が多いように思いました)は急ぎ足で、他人の頭越しに見る感じになってしまいました。
遠目でよく見えなかった作品を確認しようと図録を買ってきたので、見逃した前期の作品も落ち着いて見てみたいと思います。
会期が少ししか残っていませんので、空いている日はあまりなさそうですが、いずれにしても、時間に余裕をもってご覧になるとよろしいかと思います。
没後150年 歌川國芳展(東京展)
六本木ヒルズ 森アーツセンターギャラリー
前期:2011年12月17日(土)~1月17日(火)
後期:2012年1月19日(木)~2月12日(日)
http://kuniyoshi.exhn.jp/
[仕入れ担当]
少し前ですが、いつもご愛顧いただいているお客さまお二人から、ベトナム旅行のお土産をいただきました。どうもありがとうございます。
あまりお菓子らしくない、ベトナムっぽい(?)豪快な色彩のパッケージ。中に小さな箱がいくつも入っていて、開けたときちょっとびっくりします。
肝心のお菓子は、緑豆の粉を小さなキューブ状に固めたもの。なんとも懐かしい甘〜い匂いがたまりません。さらりとした口どけで、ちょっと濃いめのお茶にぴったり合います。
緑豆には、鉄分や食物繊維がたっぷり含まれているそうですので、身体にも優しそう。
1月のハノイは思っていたより寒かったとおっしゃっていました。私は夏の暑いときにしか訪れたことがありませんが、美味しいベトナム料理や、キッチュな雑貨のお買い物など、楽しい旅のお話を伺っていると、また行ってみたくなりました!
松屋銀座でのイベントにもご来店いただき、いつもありがとうございます。
[店長]
今日は節分ですね。
歳の数より1つだけ多く豆を食べると風邪を引かないと聞き、ちょっとたくさんですが、がんばって食べてみようかと・・・。まだまだ寒い日が続いていますので、節分で邪気払いです!
さて今日は、ジョイドアート(joid'art) NICA コレクションの春バージョンをご紹介します。
先日、[店長]がこの記事でネックレスをご紹介していましたが、松屋銀座でのイベントでも、深みのある美しい碧のエナメルがお客さまの注目を集めていました!
秋冬のオキシダイズド(燻し加工)バージョンもシックな雰囲気で素敵でしたが(ご紹介の記事はこちら)、春は爽やかにマットなスターリングシルバー(SV925)はいかがでしょう。
ネックレスはモチーフが小ぶりになって、より合わせやすい万能サイズに。
<#1515:joid'art NICA ネックレス S-BU>
ワイヤーコードがきれいな曲線を描いて、すっきりと胸元に収まります。
ふっくらとした立体感のあるピアス。シルバーの型抜きがお花のようにも見えます。
<#1512:joid'art NICA ピアス S-BU>
★商品の写真に品番/品名を記しております。e-monad(オンライン販売サイト)でお取り扱いしていない商品も通販できますので、お気軽に番号でお問い合わせください。
[仕入れ担当]
1週間のイベントを無事終えて、モナドは昨日から通常営業しています。久しぶりに歩いたモナドまでの道に、まだ雪が凍っていて、改めて厳しい寒さが続いていることを実感しました。
冬が苦手な私は、重ね着して(若干、着ぶくれ気味ですが…)しっかりと防寒! 風邪が流行っているようですので、皆さまもどうぞご用心ください。
さて今月は、チョコレートの甘〜い香りで、街中がバレンタイン一色です。モナドのお客さまも、可愛らしいネイルで気分を盛り上げているとおっしゃっていました。
そこで、本日ご紹介するのは、ラケル・モレノ(Raquel Moreno)の Rechel's Box Collection。バラのモチーフと、ローズピンクのエナメルがロマンティックなピアスです。
大きく揺れるチャームが、お顔周りを華やかに見せてくれます。このピアスを着けて、お食事や映画へ、週末のお出掛けを楽しみませんか♪
先日のブログでご紹介した映画「フラメンコ・フラメンコ」、写真に続き、ポスターとフライヤーを送っていただきました。2/11(土)公開です。ご興味のある方は、是非どうぞ。
★商品の写真に品番/品名を記しております。e-monad(オンライン販売サイト)でお取り扱いしていない商品も通販できますので、お気軽に番号でお問い合わせください。
[店長]
第62回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞し(パルムドールは「白いリボン」)、アカデミー賞の外国映画賞にフランス代表でノミネートされて(受賞は「瞳の奥の秘密」)注目を集めたにも係らず、日本ではなかなか公開されなかった作品です。
監督は「真夜中のピアニスト(De battre mon cœur s'est arrêté)」等で名高いジャック・オーディアール(Jacques Audiard)。しかし、コルシカ・マフィアの親分役のニエル・アレストリュプ(Niels Arestrup)を除くと、ほとんど無名に近い出演者ばかりで、また舞台が刑務所という地味な映画ですので、公開されただけでも僥倖と思うべきなのでしょう。
ちなみにニエル・アレストリュプ、ピアニストの父親役を演じた「真夜中の……」でも、後に射殺されてしまう悪人キャラでしたが、近作「サラの鍵」では、脱走したサラを匿う慈悲深い農夫役として、味のある演技を見せていました。
ストーリーは、警官襲撃で懲役6年の刑を受けたアラブ系のマリックが、刑務所に送られてくるシーンで幕開け。11歳までしか学校に行っていないので、ほとんど文盲で、世間知らずの19歳の青年です。
ある日、監獄を仕切っているコルシカ・マフィアから、同じ監房にいるアラブ系の囚人を殺すように命じられます。作業所で問題を起こして懲戒房に逃れようとするのですが、看守もマフィアと通じていて、絶対に逃れられないと悟り、結局、殺人を成功させます。
仕事を成し遂げたマリックは、アラブ野郎よばわりされながらも、マフィアとの関係を強化します。アラブ系の受刑者たちから裏切り者として扱われますが、刑務所内で絶対的な権力を持ち、全体を仕切っているのは、コルシカ・マフィアの親分、セザールなのです。
マリックは刑務所内の施設でさまざまな勉強をすると同時に、マフィア同士の会話で使われるコルシカ語を耳で覚え、コルシカ・マフィアのやり方を少しずつ習得していきます。そして先に出所した仲間と共謀し、仮出所時に基盤を固めながら、じわじわと闇の世界におけるプレゼンスを高めていくというのがおおまかなストーリー。
リアリティを追求したという、フランスの刑務所の描写は一見の価値ありです。コルシカ人やアラブ系の他、ジタン(ジプシー)も出てきますし、まず収監される時点で宗教を訊かれ、食の禁忌を確認され、それで監房を割り当てられるあたり、まさに人種のるつぼという感じです。異民族間に横たわる意識のズレのようなものを巧みに織り込みながら物語を進めていくあたり、ジャック・オーディアール監督のうまさだと思います。
この映画を一言でまとめると、親もなく学問もないマリックが、収監をきっかけに成り上がっていく、一種の成長譚です。厳しい状況の中、ギリギリのところで生き抜くために必要な能力は、薄っぺらな正義や半端な教養とは無縁な知のパワー。そういうハードな世界観を含めて、映画の雰囲気というか、リズムというか、どことなく「シティ・オブ・ゴッド(Cidade de Deus)」に似た印象を受けました。
また、結末の印象は大幅に違いますが、過酷な獄中を知恵の力で生き延びるという設定や、緻密に練られたプロットの積み上げという面で、2010年にスペインのゴヤ賞を総なめにした「プリズン211(Celda 211)」と相通じるものを感じました。こちらは、ちょうど今月、セルバンテス文化センターで上映会が催されるようですので(詳細はこちら)、同時代に撮られた2作のプリズン映画を見比べてみるのも一興かも知れません。
[仕入れ担当]