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2016年10月 2日 (日)

ダリ展 国立新美術館

スペインが生んだ奇才、20世紀を代表する芸術家サルバドール・ダリ(Salvador Dalí)の大回顧展です。月曜日の夕方に訪れると、観覧者は多いものの待ち時間なく入館することができました。

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少年時代を過ごした故郷フィゲラスやカダケスで制作した風景画をはじめ、マドリードのサン・フェルナンド王立美術アカデミーで交友を結んだ後の映画監督ルイス・ブニュエルの肖像画、アメリカ滞在中にココ・シャネルと手がけたバレエの舞台美術、スペインに戻った晩年にポルトリガトで取り組んだ古典芸術に回帰した絵画など、代表的なダリ・コレクション約250点が展示されています。

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ブニュエルと制作した約15分の短編映画「アンダルシアの犬」はシュルレアリスムの傑作といわれていますが、ストーリーがないうえ、思わず目を覆ってしまうような衝撃的なシーンもありますので要注意です。同じ映像作品でもウォルト・ディズニーとコラボした約7分のアニメーション「デスティーノ」は実に美しく、安心してご覧になれます。

このほかマドリードで上演された「ドン・ファン・テノーリオ」で舞台美術や衣装を担当するなど、演劇やファッション、企業の広告事業にも積極的にかかわったダリ。

中でも、ルネッサンスの芸術家に触発されて制作したジュエリーは見逃せません。ギリシャ神話をモチーフにしたペンダントトップはゴージャスで、溶けた時計や受話器をかたどったピンは、いまも新鮮な感覚で楽しめそうです。本展で紹介されているジュエリーは5点だけですが、いつかフィゲラスの美術館で網羅的に見てみたいと思っています。

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驚きの連続で何度でも観たくなる作品の数々です。会場のショップでもダリグッズが満載で、思いがけず時間を費やしてしまいます。

わたしは壁一面につくられた巨大ガチャで「謎めいた要素のある風景」のピンバッチを手に入れ、特設の「メイ・ウエストの部屋」で記念撮影してきました。

Dali_4

ダリ展
http://salvador-dali.jp/
2016年12月12日(月)まで

[店長]

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