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2016年12月11日 (日)

クラーナハ展 国立西洋美術館

16世紀前半に活躍したドイツ人画家、ルカス・クラーナハ(Lucas Cranach)の日本初となる大回顧展です。宗教改革の舞台となったドイツ北東部のヴィッテンベルクで、ザクセン選帝候につかえ宮廷画家として活躍する一方で、自営の工房を持ち大勢の弟子をかかえ膨大な数の絵画を受注生産していた実業家でもあります。

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肖像画を得意とし、神話に出てくるヒロインたちを官能的に表現したクラーナハ。描かれている洗練されたファッションにも注目です。

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クラーナハに影響を受けた近現代のアーティストたちの作品も見どころとなっています。「ザクセン公女マリア」のポストカードをアトリエに貼っていたというピカソのリトグラフや、「アダムとイブ(堕罪)」にならってデュシャンがアダム役をつとめたマン・レイの写真、森村泰昌氏が「ホロフェルネスの首を持つユディト」に扮するセルフポートレートなど、モチーフとなっているクラーナハの作品と交互に鑑賞できます。

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なかでもイラン人アーティストのレイラ・パズーキが行った絵画コンペティションで、中国人画家たちが一斉に模写したという95枚の「正義の寓意」は圧巻です。作品を大量生産していたクラーナハへのオマージュとも皮肉とも受け止められます。

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油彩や版画約100点が世界10カ国以上から集められたこの展覧会。クラーナハが描く魅惑的な女性たちの虜になるのは間違いありません。

クラーナハ展 500年後の誘惑
http://www.tbs.co.jp/vienna2016/
2017年1月15日(日)まで

[店長]

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