« 2017年2月 | トップページ | 2017年4月 »

2017年3月

2017年3月31日 (金)

COMING SOON:初登場☆ハンドメイドの雑貨ブランド★リモンチェロ

この春から新しく仲間入りするブランドのご紹介です! 2014年に東京で誕生したハンドメイドの雑貨ブランド、リモンチェロ(LIMONCHELLO)は、色とりどりのインテリアグッズやバッグを展開しています。インド・ラグ織りの生地に、日本のレザー職人がひと手間くわえたエキゾチックなアイテムの数々です。

Limonchello_1

こちらは、観葉植物の鉢カバーや、ペン立てなどに使えるインテリアグッズ。

Limonchello_2

こちらは、ちょっとそこまでお出かけに、ウォーキングや愛犬のお散歩に、大活躍するコンパクトサイズのバッグ。

Limonchello_3

近日中に詳しくご紹介してまいります♡どうぞお楽しみに♥︎

[店長]

2017年3月30日 (木)

ヘレナ・ローナー20周年記念ブック

こちらのブログでちょっと触れましたが、昨年末に創作活動20年の集大成となる作品集の出版を果たしたヘレナ・ローナー(Helena Rohner)

Helenarohner_book3

その作品集がモナドに届きました♪♪
可愛らしい赤いリボンと・・・

Helenarohner_book

ヘレナ直筆の心あたたまるメッセージ付きです♥♡♥

Helenarohner_book2

ヘレナのインタビューを通して彼女の20年間の創作活動を振り返り、ジュエリー、ホームウェア、多彩なブランドやデザイナーとのコラボなど、これまでの作品の数々が美しい写真と共に紹介されています。

20年を共に歩んできた Helena Rohner チームの写真もあり。

Helenarohner_book4

ヘレナと言えば、2015年にジュエリーデザイナーとして初めて、スペイン王室より The Gold Medal for Merit in Fine Arts を受賞するという快挙を果たしました。こちらのブログでは受賞式でスペイン国王夫妻と並んで撮った写真をご紹介しています。そう言えば、来週には、フェリペ王とレティシア王妃が、スペイン国王になられて初めて来日されますね。

そして昨年末は、スペインの有力女性誌 Mujerhoy が主催する「今年の女性」の一人に選ばれました。ペネロペ・クルス他15名の候補者の中から、読者投票も併せて選出されたのですから、ヘレナの本国での人気の高さも相当なものです。

その授賞式でもシビラのドレスで登場。耳元を飾るのは自身のブルーポーセリンのピアス。素敵すぎます♥♥ 授賞式の様子はこちらです。

Henelarohner_mujerhoy1

受賞者たちとの集合写真でもシビラのドレス。ちなみに、ヘレナの左隣に立っている眼鏡の女性は東京の日本橋にもあるサンパウ(RESTAURANT SANT PAU)の Carme Ruscalleda(カルメ・ルスカイェーダ)シェフです。

Helenarohner_mujerhoy2

雑誌 Mujerhoy の表紙も飾っています。

※写真はヘレナのインスタグラム(→instagram)から拝借しています。

デザイナーとして素晴らしいことは言うまでもありませんが、ひとりの女性としても、とってもチャーミングで、気さくで、優しくて、ホントに素敵な人です。彼女のそんな人柄が作品にも表れていますよね。

ヘレナの作品集は根津の店舗にありますので、ご自由にお手にとってご覧ください。

また、西武池袋本店でのイベントで完売し、しばらく欠品していたプチポーセリンのネックレスも再入荷しています。

Helenarohner_necklaces

ぜひ根津のモナドまでヘレナの作品をご覧にいらしてくださいね。お待ちしております♪♪

[仕入れ担当]

2017年3月29日 (水)

COMING SOON:しなやかなレザーで作られたヴィアリスのフラットソールサンダル

上野公園の桜が見頃を迎えています。お花見やショッピング、ゴールデンウィークの旅行計画など、お出かけ気分が盛り上がる楽しい季節の到来です!

そしてモナドには、海や山、街歩きに最適なヴィアリス(vialis)のサンダルがもうすぐ☆入荷します!!

Viaris2017ss_1

さまざまな質感のしなやかなレザーを巧みにつかい、熟練の職人がひとつひとつ丁寧に作り上げたサンダルです。滑りにくく、柔らかな素材のフラットソールで、長い時間歩いても疲れにくいデザインになっています。

Viaris2017ss_2

リゾート地ではマキシ丈のサマードレスに合わせて◎ タウン使いならワイドパンツと好相性です!

Viaris2017ss_3

スペインらしい赤も見逃せません♪

Viaris2017ss_4

装いやシーンに合わせて、いくつも欲しくなるサンダル!
届き次第、詳しくご紹介していきますので、どうぞご期待ください!!

[店長]

2017年3月28日 (火)

ベアトリス・パラシオスの2017年春夏新作:ティアラのような天然パールのリング

ベアトリス・パラシオス(BEATRIZ PALACIOS)の HEART コレクションから、最高にラブリー♥なリングをご紹介します。

3606_7

その名も Royal Ring(ロイヤルリング)♪
天然パールが7粒(ラッキー7!)も並び、まるでティアラのようです♥♡

<#3606:Beatriz Palacios リング A07-EYE>
3606_1

さらに、手のひらの側には、ファセットカットされた約4ミリのガーネット。
こういう女子の心をくすぐる仕掛けがベアトリス・パラシオスの得意技(!)

3606_2 3606_3

アームは、スターリングシルバー(SV925)に23Kゴールドコーティング。
パールがセットされている部分がスカラップ型(波状)になっているところにも注目してください。

3606_5 3606_6

「ありきたりでない」「他にはない」パールのリングなら、ベアトリス・パラシオスの Royal Ring に決まりです♪

3606_8

ぜひモナドまでお試しにいらしてください。お待ちしております♪♪

※ご紹介のリングは通販可能です。メール(shop@monad.jp)または営業時間内にお電話(03-5832-9160)かLINEトーク (公式アカウント:モナド)でお問い合わせください。

[仕入れ担当]

2017年3月27日 (月)

映画「LION/ライオン ~25年目のただいま~(Lion)」

00 インドの田舎町で暮らしていた少年が迷子になり、保護施設からオーストラリアに養子として渡った後、大人になってからGoogle Earthで故郷を探し当てたという実話の映画化です。それだけのストーリーですので、まったく期待せず観に行ったところ、思いがけず“当たり”の作品でした。監督のガース・デイビス(Garth Davis)がほぼ無名ですので、原作の話題性と有名俳優の集客力だけに頼った作品と思われそうですが、かなり満足度の高い1本だと思います。

ちなみにプロデューサーを務めたシーソー・フィルムズ(See-Saw Films)のイアン・カニング(Iain Canning)は、「英国王のスピーチ」で注目を集めた人。「オレンジと太陽」のような隠れた名作の他、「奇跡の2000マイル」や「ディーン、君がいた瞬間」も手がけていて、そこにワインスタイン・カンパニーが絡んでいるのですから、脚本がしっかり練られているのも当然といえば当然です。

01

実際、ふるさと探しはほんの少しで、どちらかというとインドでの生活が重点的に描かれています。その結果、「オレンジと太陽」で触れたような恵まれない児童の問題に光が当たり、押しつけがましくならないように配慮しながらも、核の部分に社会性・時代性をもつ骨太の作品になっています。

04

そういう意味では、主人公サルーの少年時代を演じたサニー・パワール(Sunny Pawar)、その兄グドゥを演じたアビシェーク・バラト(Abhishek Bharate)の2人の子役が非常に効いています。どちらもオーディションで選ばれるまではムンバイに暮らす普通の少年だったそうですが、彼らの風情なしにこの作品はあり得ないでしょう。

02

もちろん、成長後のサルーを演じたデブ・パテル(Dev Patel)、その恋人を演じたルーニー・マーラ(Rooney Mara)、養子を迎える母を演じたニコール・キッドマン(Nicole Kidman)も良かったと思います。デブ・パテルは「マリーゴールド・ホテル」の剽軽なキャラクターを一掃していますし、ニコール・キッドマンも彼女本来のニューエイジかぶれっぽい不安定さがうまく出ていて、どちらも新境地に達したといえるのではないでしょうか。

06

映画の冒頭は、マディヤ・プラデーシュ州ガネーシュタライ(Ganesh Talai)で暮らす幼い兄弟が、貨物列車から石炭を盗んできて牛乳と交換するシーン。工事現場で石運びの仕事をしている母親と小さな妹が暮らす粗末な家に帰り、ビニール袋に入った牛乳を分け合おうとするあたりで、インドの母子家庭が置かれた厳しい状況が伝わってきます。

03

まだ幼いサルーですが、もっと稼ぎたいと、兄グドゥと一緒に最寄り駅のカンドワ(Khandwa)から汽車で南下し、さらに大きなブルハーンプル(Burhanpur)駅に出掛けていきます。そこでグドゥとはぐれたサルーは停車していた回送列車に乗ってしまい、西ベンガル州コルカタ(カルカッタ)まで運ばれてしまいます。その距離1500キロと言いますから、仙台から博多に行くぐらいでしょうか。

15

ヒンディ語を話すサルーは、ベンガル語圏のコルカタでは意思疎通も大変です。その上、大都会ならではの危険も多く、サルーは運良く逃れますが、ひとつ間違えれば「スラムドッグ$ミリオネア」で出てきたように、不具者にさせられ、物乞いを強いられていたかも知れません。

12

その後、サルーは児童施設に保護されます。そこも安全とは言えないところがインドですが、さまざまな危機を切り抜け、オーストラリア人のブライアリー(Brierley)夫妻の養子としてタスマニアに渡って成長します。

18

そこでの暮らしはなに不自由ありませんでしたが、やはり出自を忘れることはできず、Google Earthを使って故郷を探し始めるというのが概ねのストーリーです。

07

原作を読んでいないので詳しいことは分かりませんが、産みの親を捜す上での、育ての親との関係の難しさが、非常にうまく描かれていたと思います。また鮮やかな映像で、インドの雑踏とタスマニアの自然を対比して見せていたあたりも良かったと思います。

09

映画のエンドロールでは、インドでは毎年8万人の子どもが行方不明になっていると伝えられます。1100万人もいるという路上生活の子どもたちを支援するため、本作の制作にかかわったシーソー・フィルムズとワインスタイン・カンパニーは、デブ・パテルの協力を得て #LionHeart というチャリティプログラムを行っています。

10

こういうところにもプロデューサーの意向が色濃く出ていて、驚きの実話を映像化しただけの作品ではないことがわかると思います。

22

公式サイト
LION/ライオン 〜25年目のただいま〜Lion

[仕入れ担当]

2017年3月26日 (日)

N・S・ハルシャ展 森美術館

いま最も国際的に注目されている現代美術家の一人、N・S・ハルシャの展覧会です。
インドの伝統文化や自然、神話、叙事詩をとらえた作品から、世界とのつながり、宇宙に広がる関心へとつづくN・S・ハルシャのチャーミングな旅がはじまります。

Nsharsha_1

舞台となるのは、ハルシャの故郷であり活動の拠点となっている南インドの古都マイスール。本来の素朴な暮らしに、経済や文化のグローバル化がどのような影響を及ぼしたのか、ときに明るく、ときに辛辣に描いています。

Nsharsha_2

下の写真は、6枚のパネルに描かれた作品《ここに演説をしに来て》。遠目でみると分かりませんが、近寄ってみるとカラフルなプラスティックの椅子に座る2,000以上の人、人、人。

Nsharsha_3

仲良く手をつなぐ人、隣りの人に銃口を向ける人、楽器を演奏する人、アメリカンコミックのヒーローに扮する人など、ひとつひとつユニークです。じっくりご覧になって、隠れた象の姿を見つけてください。

Nsharsha_4

下の写真は、作品の一部に入り込める《空を見つめる人びと》。繰り返し描かれるハルシャの絵画に、同じ表情のものは一つとしてありません。

Nsharsha_5

会場には、制作のインスピレーションとなったインドの漫画や、マイスールを紹介する映像や写真などの資料展示もあり。作家の思想や、生み出された作品の背景にある豊かな文化にも触れることができます。

Nsharsha_6

N・S・ハルシャ展 ーチャーミングな旅ー
http://www.mori.art.museum/contents/n_s_harsha/
2017年6月11日(日)まで

[店長]

2017年3月25日 (土)

グアナバナ2017年春夏新作:色柄が楽しい♪ 南米伝統クローシェ編みのバッグ

今シーズンからモナドに仲間入りした新ブランド、グアナバナ(GUANABANA)から色柄が楽しいバッグが入荷しました!

3640_6

今日は、南米コロンビアの伝統的なクローシェ編みバッグからMサイズの3パターンをご紹介します。

3638_3640_3643

外寸は、高さ約17センチ、底の直径が約14センチ。すべてハンドメイドですので、若干のサイズ差があります。

定番のブラックのギザギザ模様。
アクリル繊維素材でしっかりと編まれています。

<#3640:GUANABANA バッグM ブラック>
3640_1 3640_2

バケツ型のドローストリングバッグで、開口部が大きく開きます。
底部の模様もいろいろ♪

3640_3

編み込んだストラップは、ショルダーだけでなく、クロスボディにしても良さそうですね。

3640_4

手に持つと、巾着袋のようでかわいいです。

3640_5

上のブラックと同様、合わせやすさ抜群のマスタード。
ブラックよりも柔らかい印象です。

<#3638:GUANABANA バッグM マスタード>
3638_1 3638_2

ドローストリングのタッセルがアクセント。丸いロゴプレートも付いています。

3638_3

ストラップが長い場合には、上のところで一結びして調整してください。

3638_4

3638_5

最後は鮮やかなブルー x イエロー x グリーンで、エスクニックな香りが漂います。

<#3643:GUANABANA バッグM ブルー>
3643_1 3643_2

ドローストリングもストラップもマルチカラーで編み込まれています。
底部の柄はちょっと手裏剣っぽいような。。。

3643_3

夏らしさ満点! 誰もが一枚は持っている白Tシャツに映えます♪

3643_4

3643_5

この夏おすすめのカジュアルバッグです。どうぞモナドまでご覧にいらしてください。お待ちしております♪♪

※ご紹介のバッグは通販可能です。メール(shop@monad.jp)または営業時間内にお電話(03-5832-9160)かLINEトーク (公式アカウント:モナド)でお問い合わせください。

[仕入れ担当]

2017年3月24日 (金)

9周年記念THANKSキャンペーン:色とりどりの春リング

本日は、色とりどりの花が咲く春にぴったりなリングをジョイドアート(joid'art)のエナメルコレクションから3点ご紹介します♡

まずは、ペールカラーの装いにマッチする大ぶりリングから。濃淡のあるピンクのエナメル使いが絶妙です。

2340_1

大人の可愛らしさを際立たせる優しい色使い。

<#2340:joid'art LORA リング>Emonad_pequenita
2340_2

続いて、朱がかった赤のエナメルが、南国に咲く花や果実をイメージさせるリングです。トレンドのエスニックなファッションにあわせて◎

2123_1

先にご紹介したリングとこちらの2点は、大変お得な価格でお求めいただけるお値引商品となっていますので、どうぞお気軽にお問い合わせください♡

<#2123:joid'art DANIELA リング>
2123_2

最後は、遊び心ある幾何学的なリングです☆

2574_1

元気のでる色使いとユニークな造形★

<#2574:joid'art ALINA リング 2 ゴールド>Emonad_pequenita
2574_2

ただいま開催中のモナド9周年記念 THANKS キャンペーンでは、3月26日(日)までご購入商品1点を10%OFFでご提供!デザイナーやスペイン、モナドに関するクイズに正解すると15%OFFいたします!!さらに、今月はじめに買付け先でみつけたパリ土産をもれなくプレゼント♪ ぜひ遊びにいらしてください!!!

Blog_370x370_1703

※ご紹介の商品は通販可能です。
オンライン販売サイト e-monad で長さや重さ、価格等、詳しい商品情報をご紹介しています。

[店長]

2017年3月23日 (木)

9周年記念THANKSキャンペーン:色とりどりの春ピアス

ただいま開催中のモナド9周年記念  THANKS キャンペーンでは、ご購入商品1点を10%OFFでご提供しています!デザイナーやスペイン、モナドに関するクイズに正解すると15%OFFに!!どうぞお見逃しなくご利用ください。

さて本日は、色とりどりの花が咲く春にぴったりなピアスを3点ご紹介♡
こちらは、ジョイドアート(joid’art)のエナメルピアスです。トロピカルな色合いで華やぎます。

3302_1

耳たぶにピタリと納まる小ぶりなタイプでデイリーに活躍!

<#3302:joid'art Laboratory of love by Lara Costafreda SWEET LOVE ピアス>Emonad_pequenita
3302_2

同じくジョイドアートから、小ぶりのエナメルピアスです。爽やかなブルー系は、春夏の人気カラー。

3346_1

クラフト感のある植物モチーフで贈り物にも最適です。

<#3346:joid'art BOTANICA ピアス アイスグリーン シルバー>Emonad_pequenita
3346_2

最後は、ベアトリス・パラシオス(BEATRIZ PALACIOS)から、マザーオブパールを薔薇のつぼみにみたてたピアス。

3612_1

デニムのようなカジュアルな装いから、モノトーンのシックなワンピースまで幅広くお楽しみいただけます。

<#3612:Beatriz Palacios ピアス PO4-ROS>
3612_2

ほかに届いたばかりのジュエリーやレザーアイテム、ストール、帽子など勢ぞろいしています。ぜひご覧にいらしてください♪

Blog_370x370_1703

※ご紹介の商品は通販可能です。
オンライン販売サイト e-monad で長さや重さ、価格等、詳しい商品情報をご紹介しています。

[店長]

2017年3月22日 (水)

多色使いが美しいカシミア混の春ストール♪

パリのストールブランド、アメット&ラデュー(amet & ladoue)の新作第1弾です。

3651_4

今シーズンは陽光と緑あふれるガーデンがインスピレーションの源。今日ご紹介するのは URBAN GARDEN(アーバンガーデン)です。

Urbangarden

美しい多色使いと上質な素材で、優しい風合いと都会的な表情を併せ持つ一枚。

3652_4

モダール(80%)とカシミア(20%)の混紡なので、ふわっと軽く、とても柔らか。巻いた時の感触が違います。

サイズは、幅約100cm x 長さ約195cm の縦長。
ブルー系のラグーン(左)とグリーン系のゼン(右)の2色からお選びいただけます。

3651_3652

ブルーを基調にしたラグーンは、赤紫がアクセントになって、お顔まわりを明るくみせてくれます。

Gazon_lagoon

シルクのような光沢を持つモダールは、発色が良いのも特徴です。

<#3651:amet & ladoue GAZON ラグーン>
3651_1 3651_2

素材が持つ独特のとろみ感で、しっとりと滑らかなタッチ。巻き方のアレンジがしやすいのも嬉しいポイントですね♪

3651_3

グリーンを基調にした ZEN(禅!)は自然を感じる落ち着いた仕上がりで、コーディネートが上品に決まります。

Gazon_zen

カシミア混だけあって保温性も抜群。春ストールに必要な要素が全部揃ってます。

<#3652:amet & ladoue GAZON ゼン>
3652_1 3652_2

これ一枚で、いっきに春モードにシフトチェンジ♪

3652_3

3月下旬に入り、本格的な春に向けて加速してきました。表情まで明るくしてくれる美しい彩りのストールの出番です。ぜひモナドでお試しください! お待ちしております♪♪

※ご紹介のストールは通販可能です。メール(shop@monad.jp)または営業時間内にお電話(03-5832-9160)かLINEトーク (公式アカウント:モナド)でお問い合わせください。

[仕入れ担当]

2017年3月21日 (火)

映画「わたしは、ダニエル・ブレイク(I, Daniel Blake)」

00 今年のカンヌ映画祭でパルム・ドールに輝いた作品です。2006年の「麦の穂をゆらす風」に続く2回目の受賞となるケン・ローチ(Ken Loach)監督。2006年はウォン・カーウァイ、今年は「マッドマックス」のジョージ・ミラーと、まったく傾向の違う審査委員長に選ばれていますので、カンヌ好みの監督なのでしょうね。

かく言う私もケン・ローチ作品は割と観ている方で、このブログでも「エリックを探して」「ルート・アイリッシュ」「天使の分け前」「ジミー、野を駆ける伝説」と新作はすべて取りあげているほか、息子のジム・ローチ監督「オレンジと太陽」もご紹介しています。

全作品を通じて、市井の人々に温かな視線を向けてきた監督ですが、本作はそれが特に強く打ち出されている作品です。

主題は貧困問題で、やみくもに福祉支出を削る行政と、それを推進する官僚主義を痛烈に批判。実際、寝室税(under-occupancy penalty)に触れたくだりでは、労働年金大臣(Secretary of State for Work and Pensions)だったイアン・ダンカン=スミス(Iain Duncan Smith)を名指しで皮肉っていますし、本作の公開後、現大臣のダミアン・グリーン(Damian Green)が映画の内容を否定しながら政策の正当性を訴える事態に至ってます。

01

映画は大工として40年間働いてきたダニエルが心臓病で仕事を止められ、国の社会保障を受けようとする場面からスタート。受給資格の判定は米国系企業にアウトソースされており、医師でも看護師でもない医療専門家がチェックシートを埋めて、そのポイント数で決まる仕組みになっているようです。認定されなかったダニエルが、シングルマザーの保護申請に来て係員ともめていたケイティを助けようとしたことで彼らは知り合います。

06

物価の高いロンドンで暮らすことを諦め、2人の子どもを連れてニューカッスルに引っ越してきたケイティ。街のこともわからず、保護も受けられない彼女を不憫に思ったダニエルは、アパートの配管や電気系統を修理してあげ、彼女が仕事に出ている間、子どもたちの送迎を代わってあげます。

07

ダニエルの基本スタンスは、貧しいもの同士、互いに助け合って暮らしていこうということ。日本でも下町の職人さんにいそうなタイプです。公営住宅の隣室で怪しげな商売をしている移民っぽい若者とも文句を言いながらそれなりに親しく付き合っていますし、彼らからも慕われている様子です。本作では、それまで誠実に働いてきたダニエルが、身体をこわして社会福祉を受けようとした途端、考えられないような苦労を強いられる様子が描かれていきます。

03

もちろん、ケイティも同じ状況です。子どもたちに空腹な思いをさせないようにと、食料品にはお金を払いながら生理用品を万引きして捕まってしまったり、フードバンクで我慢できず缶詰を開けて食べ始めてしまったり、シングルマザーの切実さを具体的に見せてくれます。

09

リアリティを求めるケン・ローチ監督は、このフードバンクのシーンを実際の民間フードバンクで撮ったそうで、登場する人々もそこで働いているボランティアだそうです。脚本に沿って演じていたのはケイティ役のヘイリー・スクワイアーズ(Hayley Squires)だけで、交わされた会話もすべてアドリブとのこと。ジョーディは分かる?と訊いている人がいましたが、ニューカッスルに行ったことがある人なら経験したことのある会話だと思います。

08

気になったのは、ここでもケイティが「生理用品は貰えないのかしら」と質問していたこと。ずいぶん昔の話ですが、私の留学中、日本から遊びに来た友だちが生理用品をお土産にくれて、その薄さにみんなが驚愕していました。英国で売られているものは厚くて質が悪い上に割高だったのです。

04

まさか今でも同じ状況なのかとTESCOのサイトでSanitary Towelsを検索してみたところ、特売のAlways Ultraが14個入り£1.50で売られていました。だいたい210円といったところでしょうか。

02

かけ離れて高いとは思いませんが、日本には同程度の価格でその2倍入っている商品もありますから、安い方の選択肢が少ないということなのでしょう。最近も、貧困層の少女が生理用品を買えなくて学校を休んでしまうので、アフリカ等へ送る支援物資の中から学校にも寄付して欲しいと英国の教員がアピールしている話(BBCThe Guardian)が報じられていました。

12

ということで、ガールズトークのような締め括りになってしまいましたが、格差と貧困の問題を扱った本作、社会に警鐘を鳴らすだけでなく、ダニエルが亡き妻に思いを馳せるといった泣かせるシーンもあり、ケン・ローチ好きなら観ておくべき1本と言えるでしょう。

11

なお、本作の配給会社は全上映を通じたチャリティプロジェクトを実施しています。私が観たチャリティ先行上映会(ゲスト:ピーター・バラカン)では、ケン・ローチ監督がビデオメッセージで、チャリティだけでは不十分だ、皆で声を上げていかなくてはいけない、と力説していましたが、やはり即効性があるのはチャリティでしょう。そういう意味でも観るべき作品だと思います。

I_daniel_blake_charity

公式サイト
わたしは、ダニエル・ブレイクI, Daniel Blakefacebook

[仕入れ担当]

2017年3月20日 (月)

アスリート展 21_21 DESIGN SIGHT

オリンピックやワールドカップのような大きな大会だけでなく、贔屓のチームや選手を応援するのは楽しいものですが、彼らはどのような動きをしているのか?どういった感覚を持っているのか?どこを見ながら対戦しているのか?など、いつもと違った視点から「アスリート」を観ていく展覧会です。

Athlete_1

「驚異の部屋」の展示では、100Mを9秒58で走るスプリンター、後転跳びから後方伸身宙返り3回ひねりをきめる体操選手など、躍動するトップアスリートたちを実寸大のプロジェクション映像で再現。走る音や、地面を蹴り跳ぶ音など臨場感たっぷりで、競技場の中心にいるような感覚を味わえます。

Athlete_2

また、体験型の展示がいくつかありますので、ぜひチャレンジしてみてください。

16

バランスをとる、チカラを調整する、タイミングを計るなど、自身の身体をコントロールする能力を可視化し、時間によるプレッシャーを受けやすいかなどを試せます。しっかり測定してみたい方は、動きやすい格好が良さそうです。

Athlete_3

ちなみに私は、時間のプレッシャーは受けにくいという結果でしたが、日々の運動不足がたたり、バランス感覚は後ろに重心があり(高齢者に多く見られるそう)、ジャンプするタイミングはほとんど取れませんでした。。。

Athlete_4

ほかに報道カメラマンから観たアスリート写真、戦術を練るための情報分析に関する展示など、さまざまな視点からアスリートを知ることができます。

Athlete_5

小さなお子さんからご年配の方まで、ご家族やご友人と一緒に楽しめる展覧会です。

Athlete_6

アスリート展
http://www.2121designsight.jp/program/athlete/
2017年6月4日(日)まで

[店長]

2017年3月19日 (日)

9周年記念THANKSキャンペーン:お得なお値引商品あります!!PART 2

昨日のストールに引き続き、モナド9周年記念の THANKS キャンペーンでご提供しているお値引品をご紹介♪

濃いブルーのガラスビーズをアクセントにしたラ・ジャラ・ジュエリー(La Jara Jewellery)のショートネックレスです。マニッシュなボタンダウンシャツや、ボートネックのシンプルなカットソーなど、普段の装いにしっくりくるネックレスがとってもお得になります♪♪ どうぞお気軽にお問い合わせください。

2168_1

シャープなリーフ型モチーフに、モザイク模様のガラスビーズとパンチングの縁取りをほどこしたデザインです。ネックレスの長さは、約39センチから44センチまで調整可能で、コーディネートするトップスのネックラインに合わせられます。

<#2168:La Jara Jewellery ネックレス TGLN7 ネイビー>Emonad_pequenita
2168_2

そして、とってもお得なアウトレット商品もお見逃しなく!

2764_1

爽やかな色合いのエナメルをほどこしたジョイドアート(joid’art)のコレクションです。上質なスターリングシルバー(SV925)をつかったピアスが、驚きのお値段でお求めいただけます♪品番の隣りにある e-monad ボタンをクリックして、価格を確認してみてくださいね♪♪

<#2764:joid'art POLA ピアス ショート シルバー>Emonad_pequenita
2764_2

小さくて可愛らしいリーフモチーフ☆デイリーに活躍して、贈り物にも最適です★

2764_3

特典いっぱいの THANKS キャンペーンをどうぞご利用ください♪

Blog_370x370_1703

※ご紹介の商品は通販可能です。
オンライン販売サイト e-monad で長さや重さ、価格等、詳しい商品情報をご紹介しています。

[店長]

2017年3月18日 (土)

9周年記念THANKSキャンペーン:お得なお値引商品あります!!

ただいまモナド9周年を記念して、ご購入商品1点を10%OFF!でご提供する THANKSキャンペーンを開催中です♪デザイナーやスペイン、モナドに関するクイズに正解すると15%OFF!!になります♪♪通販でもOFFしますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

またキャンペーンでは、超お得な価格でお求めいただけるお値引品も多数ご用意しています。
例えばこちら、エスニックな色柄で春夏の装いにマッチするアメット&ラデュー(amet & ladoue)のストールもその一つ。

3394_1

リネン100%素材で、縦横100センチのスクエア型です。さらりとした優しい着け心地のリネンは、使うほどに肌に馴染み、アレンジしやすくなります。

<#3394:amet & ladoue KAYA アース>
3394_2

装いのアクセントだけでなく、強い風から守ってくれたり日よけにもなるストールは、いまから大活躍!どうぞお見逃しなく!!

そして、買付け先のパリ土産をもれなくプレゼントします♡
ノルマンディー地方のリンゴをつかったサブレや、ヴェルサイユで見つけたマリー・アントワネットのメモ帳などいろいろあり♥︎ なにが当たるかは、くじ引きで決まりますので、どうぞお楽しみに♪

9th_gift

ぜひご家族やご友人をお誘い合せのうえ、根津まで遊びにいらしてください♪♪

Blog_370x370_1703

※ご紹介の商品は通販可能です。
メール(shop@monad.jp)または営業時間内にお電話(03-5832-9160)かLINEトーク (公式アカウント:モナド)でお問い合わせください。

[店長]

2017年3月17日 (金)

ヘレナ・ローナーの2017年春夏新作:インパクト大!色とカタチでみせるスクエア型ポーセリンリング

本日ご紹介するのは、ヘレナ・ローナー(Helena Rohner)2017年春夏の最新作、ボリューム満点のスクエア型ポーセリン(磁器)リングです。人差し指や中指に着けるとカッコいい!!

3557_1

先日ご紹介したネックレスと同じく、鏡面仕上げのスターリングシルバー(SV925)に合わせたサンタフェブルーとイエロー、18Kゴールドコーティングメタルに合わせたコーラルレッドとエクリュの4色展開。

Hr_ring

こちらは、爽やかな気分にマッチするサンタフェブルーです。

<#3553:Helena Rohner リング vr501 シルバー サンタフェブルー>Emonad_pequenita
3553_1 3553_2

美しい曲線を描くリングアームは優しく指を包み込むようにフィットします。ボリュームのあるモチーフでも指に負担なく、着け心地は抜群です。

3553_3 3553_4

こちらは、フレッシュなイエロー。

<#3555:Helena Rohner リング vr501 シルバー イエロー>Emonad_pequenita
3555_1 3555_2

見ているだけで元気がでますね♪

3555_3 3555_4

続いて、ビビッドなコーラルレッドです。

<#3557:Helena Rohner リング vr501L ゴールド コーラルレッド>Emonad_pequenita
3557_2 3557_3

女性らしさが際立ちます。

3557_4 3557_5

柔らかな印象のエクリュです。

<#3558:Helena Rohner リング vr501L ゴールド エクリュ>Emonad_pequenita
3558_1 3558_2

洗練された大人のスタイルにしっくりきます。

3558_3 3558_4

ただいまモナド9周年記念イベント、THANKS キャンペーンを開催中!ぜひリングの着け心地を試しにいらしてください!!

※ご紹介の商品は通販可能です。
オンライン販売サイト e-monad で長さや重さ、価格等、詳しい商品情報をご紹介しています。

↓↓今すぐ下のボタンをクリック↓↓
Click_emonad

[店長]

2017年3月16日 (木)

ベアトリス・パラシオスの2017年春夏新作:大粒のマザーオブパールが凜と輝くブレスレット

暖かくなって装いが軽くなってきたら、俄然楽しくなるのが手元のオシャレ。

そこで今日は、ご好評いただいているベアトリス・パラシオス(BEATRIZ PALACIOS)の La Rosaleda コレクションよりブレスレットをご紹介します。

3614_5

チェーンブレスレットに、直径約1センチの天然のマザーオブパールが中央で凜と輝く素敵なデザインです。

<#3614:Beatriz Palacios ブレスレット Z05-ROS>
3614_1

太めの喜平チェーンはブラス(真鍮)に24Kゴールドコーティング。
留め金具も大きめで着脱しやすく、約2センチほどのアジャスター部分がありますので、サイズ調整が可能です。

3614_2

ダブルチェーンで手首の収まり具合も良い感じです。

3614_3

今の時季には長袖カットソーの袖口の上から♪

3614_6

クラッチバッグを持つ手もスタイリッシュに決まります♪♪

3614_7

ネックレスピアス、そしてこのブレスレットと紹介してきた La Rosaleda コレクション。セットでもお楽しみください。

Beatrizpalacios_ss17_larosadela

昨日より9周年 THANKS キャンペーンがスタートしました。ぜひ、この機会に最新作をいち早くお得に手にいれてください。ご来店、お待ちしております♪♪

※ご紹介のブレスレットは通販可能です。メール(shop@monad.jp)または営業時間内にお電話(03-5832-9160)かLINEトーク (公式アカウント:モナド)でお問い合わせください。

[仕入れ担当]

2017年3月15日 (水)

9周年記念THANKSキャンペーン本日スタートです!

いよいよモナド9周年記念 THANKSキャンペーンがスタートします!
今日から3/36(日)までの期間中、ご購入商品1点を10%OFF!でご提供。デザイナーやスペイン、モナドに関するクイズに正解すると15%OFF!!になります。ぜひご家族やご友人とチカラを合わせて、クイズにチャレンジしてください♪

さて本日ご紹介するのは、ヘレナ・ローナー(Helena Rohner)のピアスとリング。
鮮やかなサンタフェブルーのポーセリン(磁器)ピアスが、ペールトーンの装いを引き締めます。

3579_1

オフショルダーなど、春夏のリラックススタイルには大ぶりのフープピアスがぴったりです♡

<#3579:Helena Rohner ピアス vea509 シルバー サンタフェブルー>Emonad_pequenita
3579_2

リングはシンプルかつボリュームあるデザインが新鮮。

2641_1

美しい造形が、洗練された大人コーディネートにしっくりきます。

<#2641:Helena Rohner リング br705 シルバー ワイド>Emonad_pequenita
2641_2

ぜひ根津までご覧にいらしてください♪

Blog_370x370_1703

通販でも10%OFF! 期間中は全品送料無料です!!

※ご紹介の商品は通販可能です。
オンライン販売サイト e-monad で長さや重さ、価格等、詳しい商品情報をご紹介しています。

[店長]

2017年3月14日 (火)

ヘレナ・ローナーの2017年春夏新作:鮮やかな色合いで気分は上々!ポーセリンネックレス

本日は、ヘレナ・ローナー(Helena Rohner)2017年春夏の最新作から、丸みをおびたポーセリン(磁器)と繊細なチェーンを組み合わせたセミロングのネックレスをご紹介します。

3575_1

カラーバリエーションは、スターリングシルバー(SV925)に合わせたサンタフェブルーとイエロー、18Kゴールドコーティングメタルに合わせたコーラルレッドとエクリュの4色です。

Hr_necklace

まずは、マリンな気分に合うサンタフェブルーから。
チェーンのサイドには、ポーセリンに合わせて、世界でトップクオリティを誇るMIYUKIのグラスビーズをあしらっています。

<#3573:Helena Rohner ネックレス vn512 シルバー サンタフェブルー>Emonad_pequenita
3573_1 3573_2
3573_3

トレンドのイエローカラーは、元気がでる色合い♡

<#3574:Helena Rohner ネックレス vn512 シルバー イエロー>Emonad_pequenita
3574_1 3574_2

シャイニーなスターリングシルバーとの組み合わせで爽やかです。
3574_3 3574_4

続いてコーラルレッド。
シンプルなホワイトシャツはもちろん、カジュアルなデニム、エスニックなスタイルにもしっくりきます。

<#3575:Helena Rohner ネックレス vn512L ゴールド コーラルレッド>Emonad_pequenita
3575_2 3575_3
3575_4

エクリュは上品な印象です。

<#3576:Helena Rohner ネックレス vn512L ゴールド エクリュ>Emonad_pequenita
3576_1 3576_2

赤みがかった18Kゴールドコーティングメタルで、肌馴染み良く、季節を問わず活躍します。
3576_3 3576_4

どの色にするか迷うこと必至!ぜひ実物をご覧にいらしてください!!

※ご紹介の商品は通販可能です。
オンライン販売サイト e-monad で長さや重さ、価格等、詳しい商品情報をご紹介しています。

↓↓今すぐ下のボタンをクリック↓↓
Click_emonad

[店長]

2017年3月13日 (月)

映画「牯嶺街少年殺人事件(A Brighter Summer Day)」

00 一度は観てみたいと思いながら、ずっと機会がなかったエドワード・ヤン(楊德昌)監督のこの作品。マーティン・スコセッシ監督が設立したThe Film Foundationが、そのThe World Cinema Projectの一環として4Kデジタルにリストアし、日本でも劇場公開されています。

これほど名作の誉れが高いのに、なぜ観なかったのかといえば、問題は上映時間の長さ。最初は188分、続いて237分のバージョンが公開されたのですが、4時間弱と聞くとちょっと躊躇します。その後、2本組みのVHSが出たときも、何となく敬遠しているうちにビデオデッキの時代が終わり、権利関係が複雑だったようでDVD化されることもなく、そのまま今に至っています。

エドワード・ヤン監督といえば台湾ニューシネマの先鞭をつけた一人ですが、同時代の侯孝賢監督が一昨年も「黒衣の刺客」を公開するなど第一線で活躍しているのに対し、2000年の「ヤンヤン 夏の想い出」を最後に僅かな作品しか遺さないまま亡くなってしまいました。もう新作を発表することも、大きな賞を受けて注目されることもありませんので、スコセッシ監督の取り組みがなければ、本作も二度と日の目を見ることなく伝説の作品になってしまったかも知れません。

01

そう思っている方が多いのか、私が観た回は最前列の両端まで満席の上、エンドロールで靜かな拍手がわき起こるという、観客の思いが伝わってくるような上映でした。

09

自然光だけで撮られた映像が印象的な作品です。最初は暗いような気がしますが、目が慣れてくるとかえってリアルに感じるようになります。

02

そして多くの映画監督に影響を与えたといわれる撮り方。たとえばドアの隙間から誰もいない部屋を見せながら声だけ聞こえてくるとか、遠くから撮った階段を登場人物たちが駆けていく(誰だかわからない)とか、被写体との距離感が独特です。長回しを多用しますので、出演者の子役たちはさぞ大変だったろうと思います。

06

主人公の小四(シャオスー)を演じた張震(チャン・チェン)はこの後も俳優を続けており、つい最近も「黒衣の刺客」で命を狙われる実力者の役を演じていました。ちなみに、父親の公務員を演じた張國柱(チャン・ クォチュー)、兄の老二を演じた張翰(チャン・ハン)は、それぞれ実の父と兄だそうです。

13

物語は、1961年に台北で起きた、男子中学生が女子中学生を刺殺するという痛ましい事件を題材にしたもの。事件そのものは一瞬のことですから、そこに至る人間関係や社会との関わりが4時間近くにわたって描かれていくことになります。

05

表面的には「ウエスト・サイド物語」や「理由なき反抗」のような不良少年同士の抗争と淡い恋愛を軸にした青春ドラマですが、随所で台湾人としてのアイデンティティの問題が滲み出るのが特徴です。

16

そのポイントとなるのが、映画の舞台である1960年代初めと、映画が作られた1990年頃という2つの時代。

11

国共内戦に敗れて台湾に渡った国民党は、いわゆる台湾国民政府を樹立し、戦中までの日本に代わって台湾を統治し始めます。中国本土に中華人民共和国を打ち立てた共産党とは戦争状態が続いていましたので、共産勢力と対峙していた米国の支援を受けることになり、1960年にはアイゼンハワー大統領が台湾を訪問しています。映画の中で象徴的に英語の歌が登場しますが、それは支援と一緒に米国から流れ込んできた文化の一つです。

08

中国本土から渡ってきた外省人は主に国民党の兵士ですので、少し前まで日本軍と戦っていたわけですが、台湾に移った後は、それまで敵だった日本人が残していった日本家屋に住むことになります。何故それが受け入れられたかといえば、再び中国本土に戻るまでの仮住まいと考えていたから。そのあたりの事情は映画「湾生回家」のブログで触れた「台湾海峡一九四九」という書籍に詳しく記されていますが、1960年頃には、本土への復帰が叶わぬ夢になったことに多くの人が気付いています。つまり外省人が、台湾人として生きることを真剣に考えなくてはいけない局面を迎えていた時期なのです。

14

そして1990年。国民党総統に初めて本省人(戦前から台湾にいた人たち)の李登輝が選ばれ、民主化の萌芽がみられ始めた頃です。この時代の課題は、台湾人としてのアイデンティティ。映画の登場人物ハニーが、台南に行って台湾語がうまくなったという話をしますが、これは台湾南部では本省人がマジョリティであり、台湾人としてのアイデンティティが確立されていることが前提になっています。外省人である監督が、外省人を軸にした物語を紡ぎながら、敢えてそれを語らせることに意味があるのです。

12

映画の中で最も印象的なセリフ「僕は君の希望になる」「私を変える気? この社会と同じで何も変わらないのよ」は、大国の狭間で揺れる台湾のナショナル・アイデンティティそのものです。彼らをとりまく不公平な社会は、世界の中で台湾が置かれている難しい状況にそのまま繋がっています。

03

とはいえ、映画の本質にあるのは環境の変化に翻弄される家族の姿ですので、台湾の歴史や社会問題に詳しくない方でも十分に楽しめると思います。問題は長さだけです。

20

公式サイト
牯嶺街少年殺人事件

[仕入れ担当]

2017年3月12日 (日)

ヴェルサイユ宮殿

昨日に続いてパリからの遠出のお話です。
この日は、早朝からヴェルサイユ宮殿(Château de Versailles)に行ってきました。昨年末からここに関する展覧会を2つ(こちらこちら)観ていて、次の買付け時には実物を味わってこようと決めていたのです。

Versailles_1

朝9時の入場から既に列はできていましたが、混雑する前に見学できましたので比較的ゆっくりと観てまわれました。

《王室礼拝堂》に始まり・・・

Versailles_2

ハイライトの《鏡の回廊》まで絢爛豪華な装飾に圧倒されます。

Versailles_3

ドアや窓の細かい装飾も威厳あり。

Versailles_4

ひとつたりとも見逃せません。

Versailles_5

パリに戻る時間になってしまい、庭園の見学まではできませんでしたが、次回は、宮殿の一角に昨年9月オープンしたと話題のアラン・デュカス氏のオール(Ore)にも行ってみたいと思います。朝食、ランチ、アフタヌーンティーが楽しめるコンテンポラリー・カフェで、宮殿入口の隣りに出入り口があり、宮殿を見学しない人も利用可能です。

Versailles_6

そして2018年には、宮殿の南側に位置するグラン・コントローレ(Grand Contrôle)、プチ・コントローレ(Petit Contrôle)、パビリオン(Pavillon)の3棟を利用したホテルが完成するそうです。マリー・アントワネットと同じ気分を味わえるお部屋、どんな内装になるのか楽しみですね♪

Versailles_7

[店長]

2017年3月11日 (土)

聖なる巡礼地、モン・サン=ミッシェル

毎年3月初めに買付けでパリまで行っているのですが、今年は時間を作ってフランス北西部のノルマンディーとブルターニュの狭間に位置する孤島、モン・サン=ミッシェル(Mont-Saint-Michel)まで出掛けてきました。

Montsaintmichel_1

19世紀初頭、陸と島のあいだに堤防をつくり蒸気機関車を走らせたそうですが、いまはシャトルバスで向かいます。

Montsaintmichel_2

徒歩で行くと、対岸から島内まで40分ほどかかるそう。

Montsaintmichel_3

島内への入口は一つだけです。
こちらは《王の門》といわれる跳ね橋と落とし格子を備えた門。

Montsaintmichel_4

島の出入口《アヴァンセ門》をくぐってから修道院までの道のりは、それほど時間はかかりませんが、階段が多く、石畳でできた細い小道を歩いていると幻想的な気分に浸れます。

Montsaintmichel_5

Montsaintmichel_6

Montsaintmichel_7

こちらは、シーズン中たくさんの観光客で賑わう参道です。

Montsaintmichel_8

約1300年にわたり巡礼地として、ときには要塞・牢獄として役目を果たし、増築されてきた修道院内は10~11世紀のロマネスク様式、12~13世紀のゴシック様式など、さまざまな建築様式が混在しています。

Montsaintmichel_9

アーチ型の天井や窓。

Montsaintmichel_10

幾何学模様のステンドグラスやタイルなど一つ一つが美しい。

Montsaintmichel_11

こちらは《散策の間》と呼ばれる空間で、僧侶たちが散歩をして疲れを癒していたそう。奥のライトで照らされている辺りを触ると良いことがあるかも!というパワースポットがあります。

Montsaintmichel_12

残念ながら強い雨と風が吹き、霧で視界もよくありませんでしたが、シーズンオフで来島者が少なくゆっくりと観てまわれて良かったです。

Montsaintmichel_13

凍てつく寒さの中、ピンクや白、黄色の花がところどころに咲いていて春は近いと感じました。

Montsaintmichel_14

[店長]

2017年3月10日 (金)

9周年記念THANKSキャンペーンのご案内です

おかげさまで、この春モナドは9周年を迎えました。いつもご愛顧いただきありがとうございます。

そこで恒例のTHANKSキャンペーンを開催いたします♪
3/15(水)から3/36(日)までの期間中、ご購入商品1点を10%OFFでご提供!デザイナーやスペイン、モナドに関するクイズに正解すると15%OFFになります!!

Blog_370x370_1703

クイズは3択問題です♪

例えば、モナド取り扱いのブランドの中では数少ない男性デザイナーとなるのですが、レザーブランド Steve Mono のゴンサロ・フォンセカはどれ? だったり・・・

9th_1_2

マドリード発のジュエリーブランド Beatriz Palacios のデザイナー、ベアトリス・パラシオスはどれ? などなど。クイズのヒントは、モナド公式サイトやブログにありますので、ぜひチェックしてみてくださいね!!

9th_2

店内には、今シーズンの最新作が続々と入荷しています。ヘレナ・ローナー(Helena Rohner)の大人の可愛らしさを表現したコーラルレッドのリングや、メタルだけでかたどったシックなピアス。

9th_3

純白のパールと深紅のエナメルが織りなす胸キュンのジュエリー♡ベアトリス・パラシオス(Beatriz Palacios)のネックレスなど見逃せない逸品ばかりです♥︎

9th_4

また、いまから大活躍するストールやバッグ、ジュエリーのお得なお値引商品もあり!詳しい商品のご紹介はブログで随時していきますので、どうぞお楽しみに!!

9th_5

そして先日の買付け時に選んできたパリ土産をもれなくプレゼント♪
ご家族やご友人をお誘い合わせのうえ、ぜひ遊びにいらしてください♪♪

Monad_spring17

皆さまのお越しを心待ちにしております。

[店長]

2017年3月 9日 (木)

スティーブ・モノの2017年春夏新作:ビジネスシーンで差がでる! センスが光る! 名刺入れ

ビジネスでは第一印象が肝心です!
最初の名刺交換では、スマートな印象を与えたいですよね。

Stevemono_ss17_cardholder

そこで、今日ご紹介するのは、この春から新社会人のフレッシャーズにも、第一線で活躍中のビジネスパーソンにもおすすめのスティーブ・モノ(Steve Mono)の名刺入れです。

スーツの胸ポケットからさりげなく取り出したときの相手に与える印象は絶大!

3605_8

意外に見られている名刺入れ。
デスクの上に置いたときも、センスがキラリ★

3605_6

マイ・ファースト名刺入れなら、断然、このブラック。
植物タンニンなめしのカーフレザー製で、素材の良さと優れた縫製技術が際立つすっきりとしたデザインです。

<#3605:Steve Mono 名刺入れ BLACK>
3605_1 3605_2

写真のように2つのパートをスライドさせる仕組み。みんなとはちょっと違う名刺入れが、心に残る印象につながります。

3605_3 3605_4

もちろん、内側の仕上げもとてもきれい。

3605_5

続いて、そろそろ名刺入れを買い替えたいな、と思っていらっしゃるビジネスパーソンには、このグレーがおすすめです。

<#3603:Steve Mono 名刺入れ GREY>
3603_1 3603_2

ふっくらとした質感が特徴の最高級ナッパレザー。
外寸は縦約7.5センチ、横約11センチ、厚さ約1.8センチ。手に馴染む大きさです。

3603_4 3603_5

ビジネスの必需品も、個性的な色とデザインでさりげなくセンスの良さをアピールしてください♪

と言っても、名刺入れが必要なのは、なにもオフィスだけとは限りません。

3602_5

カジュアルな会合や週末にも♪

3602_6

ハンドバッグなら、赤みを帯びた茶系のワインカラーはいかがでしょう。
上のグレーと同じナッパレザー製。上品で洗練された印象です。

<#3602:Steve Mono 名刺入れ WINE>
3602_1 3602_2

これならビジネスライクになりすぎません♪

3602_3 3602_4

最後は、革好きにはたまらないブランデーカラー。
ワインにブランデーとお酒の名前が続きますが、「味わいを増す」という点で革とお酒は共通しているのかもしれません。

<#3604:Steve Mono 名刺入れ BRANDY>
3604_1 3604_2

植物タンニンなめしのカーフレザーは、使い込むほどにしっとりと馴染み、愛着が涌いてきます。デニムスタイルにも合いそうです。

3604_3 3604_4

ご自分用に、贈り物に。
スティーブ・モノの新しい名刺入れで、新生活を気持ち良くスタートさせませんか?

※ご紹介の名刺入れは通販可能です。メール(shop@monad.jp)または営業時間内にお電話(03-5832-9160)かLINEトーク (公式アカウント:モナド)でお問い合わせください。

[仕入れ担当]

2017年3月 8日 (水)

ベアトリス・パラシオスの2017年春夏新作:春こそ身につけたい、フラワーモチーフのネックレス♪

本日ご紹介するのは、ベアトリス・パラシオス(BEATRIZ PALACIOS)の新作ネックレス。前回ご紹介したピアスと同じ La Rosaleda コレクションです。

3616_5

花々が芽吹いてくる春だからこそ楽しみたいフラワーモチーフ。
マザーオブパールで表現した薔薇のつぼみが優しく輝きます。

3615_3616

メタル部分はブラス(真鍮)に24Kゴールドコーティング。

3616_4_2

デザイン、ボリューム、色合い、どれをとっても合わせやすさ抜群のチェーンネックレスです。

<#3616:Beatriz Palacios ネックレス C16-ROS>
3616_1 3616_2

チェーンの長さは約42センチで、留め金具は引っかけるだけ。しかも大きめなので着脱がラクラク。出勤前で急いでいるときなど、さっと着けられるのは嬉しいですね。

3616_3

こちらは、しっかりとした喜平チェーンをダブルにしたデザイン。

3615_4

チェーンの長さは上とほぼ同じですが、デザインの関係で身につけたときの感じはこちらの方が短い印象です。

<#3615:Beatriz Palacios ネックレス C15-ROS Wチェーン>
3615_1 3615_2

ブランドのロゴプレートもきれいな仕上がりです。

3615_3

根津のモナドは今日から通常営業です。続々入荷中の春夏新作をご覧にいらしてください。お待ちしております♪♪

※ご紹介のネックレスは通販可能です。メール(shop@monad.jp)または営業時間内にお電話(03-5832-9160)かLINEトーク (公式アカウント:モナド)でお問い合わせください。

[仕入れ担当]

2017年3月 7日 (火)

来秋冬の買付でパリに来ています♪

次の秋冬の買付けのため、パリに来ています。この期間はパリコレも開催されているので、街中がファッションheart

Paris_fashionweek

昨日まで開催されていた展示会の様子をご紹介します。

まずはヘレナ・ローナー(Helena Rohner)のヘレナとラケル。
今回、いつもヘレナが着けていて素敵だなぁと思っていた眼鏡チェーンがシリーズ化。もちろんモナドにも入荷しますのでお楽しみに!

Helena_y_raquel

同じくマドリードからベアトリス・パラシオス(Beatriz Palacios)のベアトリスとヌリア。
来秋冬は、この春夏のハート&パールのジュエリーがパワーアップ。特にリングの仕掛けには目がheartheartheart

Beatriz_y_nuria

続いてドイツ・ミュンヘンの帽子ブランド、ニッキ・マーカート(Nicki Marquardt)のニッキとヤスミン。昨年春に初来日したニッキさんは、サクラの開花と「SAKURA 桜 コレクション」のスタートを心待ちにしていましたよ。

Nicki_and_yasmin

そしてパリからは、アメット&ラデュー(amet & ladoue)のナタリーとファビアンヌ。来秋冬は世界各国で語り継がれる伝説がインスピレーションの源。ストーリ-のあるデザインが魅力です。

Nathalie_et_fabienne

最近始めた彼らのインスタグラムでは、次のコレクションが先取りで見られるかもしれません。フォローしてみてくださいね♪

会場を移動して、スティーブ・モノ(Steve Mono)のゴンサロとルイスのかっこいい二人。来シーズンのコレクションでは、原点回帰で植物タンニンなめしのレザーにこだわっています。

Gonzalo_y_luis

今回、スティーブ・モノの展示会場はヴァンドーム広場(Place Vendôme)だったのですが、会場隣のホテル リッツ パリではセレブを待ち受けるパパラッチがいたり、ゴージャスな雰囲気でした。

Vendome

最後は、先日の COMING SOON ブログで紹介したマドリードのアクセサリーブランド、グアナバナ(GUANABNA)の創業者アルムデナさんです。

Alumdena

日本に戻りましたら、続々と入荷している新作を本格的にご紹介してまいります。どうぞお楽しみに!!

[店長]

2017年3月 6日 (月)

映画「お嬢さん(아가씨)」

00 それほどアジア映画は観ていないのですが、パク・チャヌク(朴贊郁)監督の作品は、「オールドボーイ」など復讐三部作から「イノセント・ガーデン」まで割と網羅しています。

どこが良いのかと言うと、女性視点で撮る監督だから、ということになるでしょうか。エログロが持ち味のこの監督、本作は性描写がある関係でR18+(成人映画)に指定されていますが、独善的な男性に復讐する部分でカタルシスが得られる作りですので、これもどちらかというと女性向きなのではないかと思います。

原作はサラ・ウォーターズ(Sarah Waters)のサスペンス小説「荊の城(Fingersmith)」。ロンドン・ラント街の泥棒一家で育った孤児の少女スーザン・トリンダー(通称:スゥ)が、仲間から“紳士”と呼ばれている詐欺師の手引きで令嬢モードの侍女となり、莫大な資産を狙うお話です。ディケンズの「オリバー・ツイスト」を彷彿させるヴィクトリア朝の雰囲気と、思いもよらないどんでん返しの連続が魅力の作品ですね。

01

本作「お嬢さん」では舞台を日本統治下の朝鮮半島に変え、令嬢が日本人の秀子に、侍女が朝鮮人のスッキに、そして“紳士”が“伯爵”に置き換えられて作られています。これが意外にぴったりはまっていて、たとえば小説ではモードの伯父クリストファーが奇書を収集しているのに対し、本作では伯父の上月が北斎などの春画が描かれた和書を集めているのですが、書斎のイメージは違ってもまったく同類の狂気が伝わってきます。

09

物語も、前半に限っては、ほぼ原作に忠実に展開していきます。

06

まず高級車に乗せられたスッキが、令嬢・秀子の屋敷に送り届けられるシーン。門をくぐってからしばらく走らないと建物が見えてこないという広大な屋敷です。和洋折衷で建てられた家には、何人もの使用人が雇われていて、日本人に憧れる朝鮮人の富豪・上月と、華族令嬢の秀子が暮らしています。

05

この設定でおわかりのように、さまざまな場面のセリフが日本語です。日本人である秀子と話すときはもちろん、それ以外の場面でも、詐欺師の“伯爵”も侍女のスッキも日本語混じりで会話します。演じる俳優たちは、秀子の叔母役を除いて全員韓国人ですので、やや不思議な感覚ですが、ネガティブな印象はありません。それよりも、朝鮮人の登場人物たちがが日本人を崇拝し、上流社会の言葉として日本語を喋るという設定が、韓国内でどう受け止められたのか気になってしまう感じです。

07

秀子とスッキは年齢が近いこともあって、次第に親しくなっていきます。原作では、2人が同じ年齢であることが仕掛けの一つになっているのですが、映画では秀子の方が年上という設定のようです。秀子を演じたキム・ミニは1982年生まれ、スッキを演じたキム・テリは1990年生まれですので、実際にも年齢差があります。

02

1人で朝鮮にわたってきて以来、孤独だった秀子と、そんな秀子の生い立ちを熟知していて、心の隙に入り込もうとするスッキ。しかし、互いに打ち解けていくに従って、スッキの心に同情心が芽生え始めます。そしてさらに関係が深まり、「アデル、ブルーは熱い色」のように展開するのですが、原作と同じなのはここまで。

04

2人が“伯爵”の手引きで屋敷を抜け出したあたりから、パク・チャヌクらしい物語に大きく舵をきっていきます。原作小説で下地になっていた母の愛が、映画では女性同士の愛に置き換わります。ちなみに小説の原題は“母”を指しているのですが、映画の英題は“侍女”、邦題と原題(アガシ)は“お嬢様”と、焦点を当てる人物がそれぞれ違っています。

03

この2人が屋敷を抜け出すシーンの映像がとても美しくて、まるで少女映画のような清々しさです。またスッキが春本を捨てるシーンは、情の深さが伝わってくる純愛ものののよう。こういうところがパク・チャヌク監督の不思議なところですね。といっても今回はエロだけでグロがないと油断していると終盤にちゃんと出てきます。相変わらず痛みを伝える映像は冴えていますので要注意です。

なにしろR18+ですので、どなたにでもお勧めできる作品とは言えませんが、かなり面白い映画だと思います。気が向いたらご覧になってみてください。

08

公式サイト
お嬢さんThe Handmaidenfacebook

[仕入れ担当]

2017年3月 5日 (日)

COMING SOON:マドリードの新ブランド GUANABANA

今シーズンからモナドに仲間入りする新ブランド、グアナバナ(GUANABANA)のご紹介です。

Guanabana

グアナバナとは、イラストのようなトゲのある南米原産のフルーツのことで森のカスタードと呼ばれているそう。

と言っても、フルーツのブランドではありません。アルムデナとアナのエスピノサ姉妹が手がけるファッションアクセサリーブランドです。

Guanabana_bag

南米の伝統的な手工芸にヨーロッパ的な感性を融合させたアーバンエスニックなデザインが魅力で、すべて熟練の職人によるハンドクラフト。

Guanabana_ss17_bag

幾何学的な模様と独特の色使いのバッグやビーズのブレスレットが入荷します♪

Guanabana_bracelet

グアナバナの店頭展開は3月半ば以降。
こちらのブログでも詳しく紹介していきます。どうぞお楽しみに♪♪

[仕入れ担当]

2017年3月 4日 (土)

これぞ暁斎! Bunkamura ザ・ミュージアム

世界屈指の河鍋暁斎コレクターとして知られるイスラエル・ゴールドマン氏所蔵の貴重な作品約180点が一堂に会する展覧会です。暁斎の展覧会は、一昨年の夏に開催されて(こちらでご紹介)以来ですが、今回こんな作品も!というようなラインナップで見応えあります。

Kyosai_1

《野菜づくし、魚介づくし》は、暁斎をはじめとする当時の人気絵師たちが合作で描いたもので、担当した絵の下にそれぞれの落款がありユニークです。最後に展示されている《蝦蟇仙人》は、木板に着彩された珍しい作品だそう。小さな作品で、近寄ってじっくりと見入ってしまいました。

写実にこだわる暁斎は、生き生きとした動物たちを描くために猿をペットとして自宅に飼っていたとか、どこかで火事になったり喧嘩が始まったと聞けばペンと紙を持って駆けつけたとか。エピソードも楽しく、作品の理解が深まります。

Kyosai_2

圧倒的な画力とユーモラスな世界観で、今も昔も国内外で観る者たちを虜にする天才絵師。平日の午後に観てきたのですが、たくさんの方が訪れていました。

Kyosai_3

これぞ暁斎! 世界が認めたその画力
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/17_kyosai/
2017年4月16日(日)まで

[店長]

2017年3月 3日 (金)

COMING SOON:陽光と緑が彩る、アメット&ラデュー最新ストール

パリのストールブランド、アメット&ラデュー(amet & ladoue)の2017春夏コレクションが入荷します。

トロピカルジャングルやさまざまなテーマのガーデンからインスパイア。陽光と緑あふれるコレクションです♪

Ametandladoue_ss17

デザイナーのナタリー(中央)とファビアンヌ(左)、アシスタントのメロディ(右)の美しきパリジェンヌチームが創り出す色鮮やかなストールの数々。

Amet_and_ladoue_at_premiere_classe

まずトロピカルジャングルからは・・・

Urbanjungle

葉っぱ模様とネックラインの刺繍がアクセントのカフタンが3色で登場します。
真夏のリゾートスタイルには欠かせない一枚です♪

Kaftan

そして注目は、こちらのターバンにもなるスカーフ。

Togo_3

コンパクトにまとめて、夏のTシャツにネックレス感覚で合わせても素敵です♥

Togo_2

続いてのテーマはアーバンガーデン。

Urbangarden

多色使いが美しいカシミア混のストールや・・・

Urbangarden_2

孔雀の羽をイメージさせる鮮やかな色柄のストールがお目見えします。

Urbangarden_3

最後は“禅 ZEN”ガーデンから。

Zengarden

繊細な色合いのストールには、よく見ると鯉(金魚?)が泳いでいたり、アメット&ラデューらしい「遊び」を感じさせます。

Zengarden_2

見ているだけで、気分はすっかり夏です♪

ご紹介の商品の店頭展開は3月半ば以降を予定しています。
詳しくはこちらのブログでご紹介していきますので、どうぞお楽しみに♪♪

[仕入れ担当]

2017年3月 2日 (木)

パロディ、二重の声 東京ステーションギャラリー

1960年代中頃から70年代にかけて社会を彩った「パロディ」に焦点をあてた展覧会です。絵画やイラストを中心に、伊丹十三が企画・出演しているテレビ映像や、オリジナルに訴えられたパロディの裁判記録まで、出品作品は多岐にわたっています。

Parody_1

展覧会のポスターになっている上の横尾忠則の作品《POPでTOPを!》は、1964年東京オリンピックの陸上のスタートポスターをパロディしたもの。ピカソ、ルオー、ビュフェ、リキテンスタインがスタートダッシュを切る選手たちに見立てられています。当時、横尾氏は新人同然でしたが、オリジナルをデザインしたグラフィックデザイン界の大御所・亀倉雄策氏は、作品があまりに的確で抗議せずじまいだったというエピソードがあります。

下の写真は、マンガ「巨人の星」と「ゲゲゲの鬼太郎」を掛け合わせた《ゲゲゲの星》の原稿。オリジナルに手を加えて面白おかしく作品をつくるのはアリなのかナシなのか、真剣に考えるのはナンセンスですが、笑ってしまうことは間違いありません。

Parody_2

展覧会の冒頭を飾る無数の絵画作品《○○のモナ・リザ》や、映画のワンシーンやアメリカンコミックをアレンジしてつくられた地下鉄のマナー広告も圧巻。まじめにパロディ化した作品の数々がご覧になれます。

Parody_3

パロディ、二重の声【日本の1970年代前後左右】
http://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/201702_parody.html
2017年4月16日(日)まで

[店長]

2017年3月 1日 (水)

映画「静かなる叫び(Polytechnique)」

00灼熱の魂」で鮮烈な印象を残したカナダの監督、ドゥニ・ヴィルヌーヴ(Denis Villeneuve)。その後も「プリズナーズ」「複製された男」「ボーダーライン」と注目作を発表してきましたが、これから日本公開される「メッセージ」の前評判も高く、続いて「ブレードランナー 2049」を手がけるなど、いまノリにノっている監督の1人です。

そんな彼が「灼熱の魂」の前年に撮った作品がこの「静かなる叫び」。この2作が2年連続でジニー賞(カナダのアカデミー賞)に輝き、現在に至る躍進の礎となった作品です。

しかし、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が注目される前の作品である上に、実際に起きた事件を下敷きにした地味なモノクロ映画ということもあり、今まで日本公開されていませんでした。それが現在、限定的ではありますが「未体験ゾーンの映画たち 2017」で上映されています。

映画のベースになったのは、1989年12月6日にケベック州のモントリオール理工科大学(Polytechnique Montréal)でマルク・レピーヌ (Marc Lépine) という25歳の男性が自動小銃(ルガーのMini-14)を乱射し、計14人の女性が亡くなった事件です。

01

被害者数だけでも十分に衝撃的ですが、この事件が特異なのは犯行理由がミソジニーだということ。最初に侵入したクラスで男女を分け、自分はフェミニズムと闘っている“Je combats le féminisme”と宣言して女性だけを撃ったそうです。そのクラスにいた9人の女性のうち6人が亡くなり、その後、カフェテリアなどに移動しながら主に女性を撃ち、20分間の銃撃で上述の死亡者の他、10人の女性と4人の男性が怪我をしました。犯人は現場で自殺しています。

02

その生い立ちはといえば、犯人が7歳のとき両親が離婚し、母親が看護の仕事に戻ったため、彼と妹はよその家に預けられて週末だけ母親に会う生活だったようです。カナダ軍への入隊申請を却下され、1982年(18歳)からカレッジで科学を学びますが、1986年には最終学年でドロップアウトしています。その後、コンピュータープログラムを学び始めるものの、これも途中で放棄しています。モントリオール理工科大学には2度の入学申請を出していますが、2つの必修科目が不足していたそうで、要するに何をやっても続かないタイプということですね。

03

複雑なのは犯人の父親がアルジェリア出身のアラブ系で男尊女卑の傾向が強い男性であること。家庭内暴力が原因で離婚に至ったようですが、犯人も少年時代に暴力を振るわれていたようで、犯人が14歳のとき、アラブ風のGamil Gharbiという名前から改名した理由は父親への憎しみだったとのこと。父親を激しく嫌いながら、怠惰な自分を認めたくないばかりに、父親と同じように女性蔑視へ逃げ込み、父親と同じように暴力に訴えたわけです。

04

この「静かなる叫び」は、このような事件の現場を舞台にして、架空の2人、負傷しながら生き残ることになるヴァレリーという女子学生と、怪我をした女子学生を救うことになるジャン=フランソワという男子学生にフォーカスして描かれていきます。上に記したような犯人の生い立ちにはほとんど触れません。誰もが知っている事件だから省略したのか、犯人固有の事情はどうでもいいということなのか、気になるところです。

05

ヴァレリーは航空機のエンジニアを目指していて、映画の冒頭はインターンの面接を受けに行くシーンです。そこで面接官に言われるのが、女性は出産などで辞めてしまうから採用したくないという考え。あまりにも典型的な性差別ですが、面接に行く前に友人のステファニーから女性的な装いを勧められたりするあたりを含め、男性中心の社会という普遍的な問題を扱おうとしているような気がしました。

08

会話を抑え気味にしていることもあって、ちょっとわかりにくい部分もありますが、いろいろと考えさせられる映画であることは間違いありません。

07

「未体験ゾーンの映画たち 2017」公式サイト
http://aoyama-theater.jp/feature/mitaiken2017

[仕入れ担当]

« 2017年2月 | トップページ | 2017年4月 »

フォト