「プラド美術館所蔵 ゴヤ 光と影」展
1819年に王立美術館として開館したプラド美術館は、スペイン・マドリードにある世界有数の国立美術館です。数多くゴヤの作品を所蔵するプラド美術館の協力のもと、「ゴヤ 光と影」展が、上野の国立西洋美術館で開催されています。
プラド美術館から出品された、ゴヤの代表作“着衣のマハ”を含む油彩25点、素描40点、版画6点、書簡1点に、日本国内所蔵の版画51点を加えた123点を展示。
大きく鮮やかな色彩で描かれた油彩画も華やかで魅力的でしたが、社会を風刺した素描や版画も見応えがありました。
ゴヤの優れた観察眼と独創的な想像力が生み出した、版画集“ロス・カプリーチョス(Los Caprichos)”は必見です。
現在発売中の雑誌「ミセス」1月号の特集「GOYA激動の時代を描いた画家・ゴヤ」の写真は、いつもマドリードでお世話になっている山澤伸(Shin YAMAZAWA)さんが撮影されたもの。フラメンコ専門誌「パセオフラメンコ」や、モナドに展示されている作品でお馴染の写真家です。この「ミセス」をご覧になってから訪れると、より深く感じとることができるかも知れませんね。
国立西洋美術館
「プラド美術館所蔵 ゴヤ 光と影」展
http://www.goya2011.com/
2012年1月29日(日)まで
開館時間:9:30〜17:30(金曜は20時まで)
休館日:月曜
[店長]
« 秋の庭園開放 東京国立博物館 | トップページ | 心に残るクリスマスギフト(その2):個性が際立つブレスレット »
« 秋の庭園開放 東京国立博物館 | トップページ | 心に残るクリスマスギフト(その2):個性が際立つブレスレット »