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2012年3月23日 (金)

セビリアのレアル・マエストランサ闘牛場

グラナダからスペイン国鉄(RENFE)の特急で3時間ほど、セビリアへ移動しました。

この記事で、グラナダに関する言葉を書きましたが、セビリアにも villa で韻を踏んだ“Quien no ha visto Sevilla , no ha visto maravilla”という言葉があります。「セビージャを見たことがない者は素晴らしいものを見たことがないのじゃ」という意味ですが、街の至るところにオレンジの木があり、美しい街並みに目を奪われます。

Sevilla

セビリアは、スペインの伝統文化である闘牛やフラメンコの中心であり、イスラムとゴシック様式が調和した建物や庭園も数多くあって、見どころをあげるとキリがありません。

Toros_1

上の写真中央に観客席が見えているのが、レアル・マエストランサ闘牛場(Plaza de Toros de la Maestranza)。

18世紀に建てられたもので、この記事で写真を載せたロンダに次いでスペインで2番目に古い闘牛場です。中規模で客席からの距離が近いため、臨場感があって人気があるそうです。

歌劇“カルメン”の舞台というと、ピンとくる方も多いのではないでしょうか。ちなみに、カルメンが働いていたとされるタバコ工場も近くにありますが、今はセビリア大学の校舎として使用されています。

闘牛場の中には、闘牛士の写真や衣装、牛のはく製など、歴史を知る事のできる博物館が併設されています。闘牛シーズンではありませんでしたが、中を見学できるツアーがあり、こちらに参加しました。

Toros_2

闘牛の座席は、日陰席(Sombra)が見やすくて快適だそうですが、お値段も高い。逆に安い日向席(Sol)は、夏場は日差しが強くて体力的にも厳しいのだとか。

Toros_3_2 こちらは、戦いの前に勝利と無事を願う場所です。

人に右利き左利きがあるように、牛にも右利き左利きがあるそう。マタドールは、どちらを得意としている牛なのか知らされず、戦う中で見極めるそうです。

今では、スペイン国内でも賛否両論がありますが、生と死をかけた真剣勝負だからこそ、鮮やかな演技を観たときの感動が大きいのだと思います。


 

2012_4thanniversary_banner

〜ただいま、4周年記念イベントを開催中!〜

4月1日(日)までの期間中、お買い上げいただいたお客さまに、空クジなしのハッピー福引きをお楽しみいただきます。

Memo_pad

こちらは、表紙にマタドールと赤い布(ムレータ)がデザインされたメモパッドです。闘牛場内にあるショップで見つけました。ハッピー福引きでどうぞ♪

[店長]

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