ローリングストーンズ@東京ドーム
帰国したばかりで時差ボケ気味なのですが、行ってきました!ストーンズ。
私としては2003年の武道館以来ですから、実に11年ぶり。2006年の来日時は東京ドームとスーパーアリーナいうのがイヤでやめたので、今回もパスしようと思っていたのですが、これが最後の来日公演かも知れないと思い直して行くことに……。
周囲の会話を聞くと、似たような思いで最終日を選んだ人も多かったようです。今回の公演にはミック・テイラーが参加しているほか、昨晩は布袋寅泰さんが飛び入りで"Respectable"の演奏に加わるというサプライズもあり、たいへんな盛り上がりでした。
スゴイと思ったのはミック・ジャガーの軽やかさ。遠目には11年前とほとんど変わらない体型ですし、あのしなやかさを維持し続けているのは驚愕です。前回の武道館は1階席の前の方でしたので、ミック・ジャガーのシックス・パックのお腹まで見えましたが、きっと今でも腹筋が割れているに違いありません。
おまけに「ヒサシブリネ」とか「チョーカワイイ」とか片言の日本語を交えたり、身振り手振りで観客を盛り上げたり、最初から最後までサービス精神たっぷり。いやはや立派すぎます。
余談ですが、先日まで行っていたパリの展示会"Premiere Classe"には、ミックと最初の奥さんとの間の娘さん、ジュエリーデザイナーのジェイド・ジャガー(Jade Jagger)も出展していました(モナドでの取り扱いはございません)。
話は戻って、相変わらず"いい味"を出していたのはキース・リチャーズ。見えなくなったと思えばステージの陰で煙草を吸ってるし、ちょっと下腹が出て下町っぽさが増したせいか、"Ruby Tuesday"でアコースティックギターを抱えて出てきたときには、荒木町あたりの流しの風情すら漂わせていました。
それにしても、2時間ばっちり演奏を続けるのですからスゴイ人たちです。ステージ(日章旗のような部分)まで遠いのが玉に瑕でしたが、年齢を超越したエネルギッシュなステージを堪能させていただきました。
なお、後ろで歌っていたリサ・フィッシャー(Lisa Fischer)が出演した映画「バックコーラスの歌姫<ディーバ>たち」ですが、アカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞受賞を記念して、Bunkamuraで3/8(土)~3/14(金)まで再上映されるそうです。
[仕入れ担当]
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