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2014年5月 7日 (水)

映画「とらわれて夏(Labor Day)」

0 「サンキュー・スモーキング」や「JUNO/ジュノ」の評価が高いジェイソン・ライトマン(Jason Reitman)監督の最新作。原作となったのはジョイス・メイナード(Joyce Maynard)の2009年の小説"Labor Day"で、思いがけず脱獄犯を匿うことになったシングルマザーと息子の物語です。

ジョイス・メイナードは、まだ学生だった18歳のときにサリンジャー(J. D. Salinger)と知り合い、イェール大学を辞め、彼女が小説を書き上げるまでの10ヶ月間、当時53歳だったサリンジャーと暮らした女性作家。彼女自身の小説よりも、サリンジャーとの思い出を綴った「ライ麦畑の迷路を抜けて(At Home In The World)」の身も蓋もない記述や、サリンジャーから受け取った手紙を競売に出したことで有名な人ですので、いまだに小説を発表していたことに驚きました。

というわけで原作を読んでいませんので映画のみの感想ですが、物語そのものは非常にシンプルというか、けっこう陳腐です。それでもきちんとした映画に仕上がっているのは、ジェイソン・ライトマン監督と、主演俳優2人の技量のおかげでしょう。

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心に傷を負ったシングルマザーを演じたのは「愛を読むひと」のケイト・ウィンスレット(Kate Winslet)。最近では「おとなのけんか」でジョディ・フォスターと競い合うように演じていましたが、本作でも彼女が醸し出す雰囲気が映画の屋台骨になっています。

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彼女自身、「グッバイ・モロッコ(Hideous Kinky)」のスタッフと結婚して出産、続いてサム・メンデス監督と結婚して出産、その後、Virginグループのリチャード・ブランソンの甥と結婚して男の子(ベアと名付けて話題になりました)を出産していて、2度のシングルマザーを経験しているわけですが、その経験が生きたのか純粋に彼女の演技力なのか……。

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いわゆる女性性を強く打ち出せる女優さんですよね。ディカプリオと共演した「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで」にも似たようなシーンがありましたが、女性ならではの生々しさ、身体性と精神性の繋がりをリアルに演じられるあたりが彼女の持ち味なのかも知れません。

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そして、殺人を犯して服役中の刑務所から脱走してきた男を演じたのは、「ノーカントリー」や「ミルク」の演技で名高いジョシュ・ブローリン(Josh Brolin)。そういえば「トゥルー・グリット」のブログではダイアン・レインの再婚相手と書きましたが、どうやら既に離婚してしまったようです。

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この2人が、レイバー・デーの週末、具体的には1987年9月1日(金)午後から9月5日(火)午前までの5日間を一緒に過ごし、関係が変化していく様子を、シングルマザーの息子の視点から描いていくこの物語です。

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13歳の息子も大切な役なのですが、ガトリン・グリフィス(Gattlin Griffith)という子役が良い具合にキャスティングされていました。ちなみに、この息子が大人になってからの姿は「華麗なるギャツビー」のトビー・マグワイア(Tobey Maguire)が演じています。

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映画の随所に、フラシュバックで脱獄犯が罪を犯した経緯が挿入されます。要するに、脱獄犯が根からの極悪人ではないこと、彼も傷ついているということが説明されるわけですが、これがちょっとわかりにくいところが、この映画の難点かも知れません。

いずれにしても、安心して観ていられるドラマです。映画館でもご家庭でもインフライト・ムービーでも楽しめると思います。

公式サイト
とらわれて夏Labor Day

[仕入れ担当]

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