東京ステーションギャラリー『ディスカバー、ディスカバー・ジャパン「遠く」へ行きたい』展
東京ステーションギャラリーで開催中の『ディスカバー、ディスカバー・ジャパン「遠く」へ行きたい』を観てきました。新しい価値観を求め、さまざまなカルチャーシーンが変化していった1970年代を紹介する展覧会です。
大阪万博直後の1970年秋から、個人旅行客を増やす狙いで大々的に行われた国鉄の「ディスカバー・ジャパン」キャンペーン。若い女性の旅ごころを刺激しようと、ファッション広告を思わせる写真や英語のロゴを使い、それまでの国鉄のイメージを払拭するような斬新なポスターが話題となりました。
ちょうど同じころ、ライフスタイルを提案する anan や non-no が創刊され、ファッション誌やガイドブックを片手に一人旅やグループ旅行を楽しむ女性たちが増えていった時代です。
本展では、旅好きにはたまらない「ディスカバー・ジャパン」キャンペーンのポスターや絵葉書、切符、全国約1400駅に設けた記念用のスタンプのほか、anan の表紙や誌面、日本国内をめぐるテレビ番組などを紹介。
現代のデザインや広告につながる貴重な資料を観ながら、ちょっとした旅に出掛けている気分にさせてくれる展覧会です。
ディスカバー、ディスカバー・ジャパン「遠く」へ行きたい
http://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/201409_DISCOVER_JAPAN.html
東京ステーションギャラリー:10時ー18時(金曜は20時まで)
2014年11月9日(日)まで
[店長]
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