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三菱一号館美術館の開館5周年を記念した展覧会です。明治初期に来日し、三菱一号館の設計を手掛けた英国人建築家・ジョサイア・コンドルの功績と、コンドルが敬愛し親交の深かった絵師・河鍋暁斎の画業を紹介しています。

上野博物館の本館や旧岩崎邸を手掛けたコンドルは、日本の近代建築に大きな影響を与えただけでなく、日本文化に親しみ、世界に伝えるという役目も果たしました。暁斎に師事して日本画を学び、ふたりが交流を深めていく様子は、展示作品「暁斎画日記」で観ることができます。

制作が早く、人気者だった暁斎は、幕末から明治前半にかけて盛んに催された書画会で、一日に200枚も描いたとうエピソードを持つそう。3歳で蛙を描き、9歳のときには、神田川に流れてきた生首を家に持ち帰って写生したとか。

暁斎の正統的な仏画や美人画から、芸能や妖怪をテーマにしたもの、ユーモラスな諷刺画まで、幅広いジャンルの名品約130点が並ぶ展覧会です。

奇怪な画の中に紛れ込める、撮影スポットもあります♪

画鬼・暁斎 - KYOSAI
幕末明治のスター絵師と弟子コンドル
http://mimt.jp/kyosai/
2015年9月6日（日）まで

［店長］