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2017年10月22日 (日)

安藤忠雄展 ー挑戦ー 国立新美術館

プロボクサーの経歴を持ち、独学で建築を学んだという異色の建築家・安藤忠雄氏。その半世紀に及ぶ「挑戦」を紹介する展覧会です。国立新美術館開館10周年を記念して開催されています。

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安藤氏の原点となる100を超える住宅作品をかわきりに、美術館や商業施設など都市計画に関わる建築について、アジア・ヨーロッパ・アメリカといった海外での仕事など半世紀に及ぶ挑戦の軌跡と、今後の挑戦と展望について紹介。模型やスケッチ、ドローイングなど、200点あまりの資料が並ぶ展示空間そのものも安藤氏が自らデザインしています。

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歴史的建造物を活かして造られた大規模プロジェクト、イタリア・ヴェネツィアの《プンタ デッラ ドガーナ》(先日のブログでご紹介)や、「場所を読む」というコンセプトのもと周辺環境と一体化させた建築物が造られてきた《直島プロジェクト》など、見どころはたくさんあるのですが、一番は野外展示場に建てられた《光の教会》の原寸大モデルでしょうか。

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本展の依頼があったとき、せっかくやるなら思い切ったことをしよう!と決めて取りかかったそうです。200坪ある美術館のテラスに、実物と同じコンクリートを用いて建てていますが、展示物の1つであるにも関わらず、法的には “増築” 扱いになることが分かり、あわてて申請したそう。

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大阪府茨木市にある実物の《光の教会》は、1996年に国際教会建築賞を受賞した作品。建設依頼があった当時は予算が合わず、木造で建てることや、屋根のない教会にすることも検討したそうですが、寄付する方が出てきて現在の姿になったとか。

シンプルな十字をかたどった窓にガラスをはめる、はめないで意見の相違があった話は有名ですが、本展の原寸大モデルはガラス無しで造られていて、実物の方もいつか外してやろうと考えていると安藤氏が語っていました。

ちなみに、下はモナドの[仕入れ担当]が以前撮ってきた実物の写真。

Hikari

会場で借りられる音声ガイドでは、安藤氏自らがユーモアたっぷりの語り口で詳しく解説してくれます。さまざまなエピソードが聞ける滅多にないチャンスですので、ぜひお聞きになりながら観賞してみてください。

安藤忠雄展 ー挑戦ー
http://www.tadao-ando.com/exhibition2017/
2017年12月18日(月)まで

[店長]

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